ペットの供養方法とは?
ペットは家族
結婚するのが遅くなり独身世代が増え、高齢化が進むにつれて都心を中心にペットを飼う家庭が増えているそうです。
都心部ではペットと住めるマンションが増え、賃貸でもペットと一緒に生活する人が増えています。日本の市場は1.57兆円と莫大で、犬・猫は全国に約1,850万頭飼われています。
高級な健康志向のドックフードも販売され、富裕層を中心に売れているようです。
ペットは家族の一員というのは、もはや当たり前になっています。
ペットの市場は先進国を中心に、今後も伸び続けると言われています。
アメリカやフランスなどを見ると分かるように、先進国になると単身世帯が増え、結婚、出産をしなくなる傾向にあります。
それに比例して増えるのがペットです。
ペットは単なる動物ではなく、「家族」の一員となっているのです。
そんなペットは家族の一員であり、ひょっとするとそれ以上の存在なのかもしれません・・・
そんなペット関連業界ですが、2020年度の小売りベースは1兆5000億を大きく上回ると予想され、その金額は年々増加傾向にあるそうです。
もはや一大市場と言えます。
飼っているペットの写真を自身のSNSなどのアイコンにしている方も多く、もはや切っても切れない関係にある愛くるしいペット…
しかしペットも人間と同じ生き物です。
いずれは悲しみの時は訪れます。
現在ではペットが亡くなった時には、火葬し弔うことが当たり前です。
それは当然です。
家族の一員として人と同じように、悲しみ想いお別れするのです。
ペットの葬儀業界とは?
ペット供養に明瞭な定義はありません。
しかしペットの葬儀業界は、人と同じように様々な種類やプランがあります。
亡くなった後の火葬には、ペット霊園で火葬するか移動式火葬車を使う方が多いようです。
供養にかかる費用はサイズによって違い、ハムスターのような小さい動物は1万円前後、大型犬であれば10万円ほどかかります。
火葬後の遺骨はペット霊園に納めたり自宅で手元供養したりと、ひと昔前とは違い土の中などに埋めたりは現在ではしないようです。
ペットの亡骸を土葬すること自体は問題ないのですが、場所や埋葬方法によっては土地の所有者に迷惑を掛けたり法律に違反することもあります。
今だと、亡くなったペットを勝手に埋めるて、SNSなどに上げると大問題になってしまいます。
最近ではペットと一緒に入れるお墓も登場して人気を集めているそうです。
家族よりもペットと一緒にお墓に入りたい方がいてもおかしくはありません。
昔では考えられないペットと一緒に入れるお墓…
これも時代の変化なのではないでしょうか。
しかし、宗派などによっては動物の立ち入りを認めていない寺院や霊園もあります。
もちろんペットの遺骨を散骨する方や、人工宝石にして身に着ける方なども多く見受けられます。
家族の中でいちばん可愛がっていた飼い主の死後、ペットの遺骨と一緒に海に散骨される方は今後も増えていくのではないでしょうか。
ペット霊園には要注意!!!
大阪府枚方市のペット霊園「宝塔」をご存じでしょうか?
2017年1月末に廃園したペット霊園で今でも【ペット霊園 破綻】で検索すると当時の記事などが出てきます。
多くの方がこのペット霊園を利用していたのですが、廃園の事前通知は入口の張り紙だけで直接の連絡はなかったとか。
その為、後日廃園を知った利用者の方々がそのペット霊園に行ったところペットの遺骨が山積みにされていて、供養塔や建物も全て取り壊されていたようです。
これは土地の地権者とペット霊園の経営者との間で、トラブルがあったため経営者側が勝手に廃園したのだとか。
このようにペット霊園では廃園や倒産などのリスクがあります。
人の霊園とは違い、管理者が自治体や宗教法人でないといけない決まりがありません。
『一般の民間企業や個人が運営することが出来るのです。』 |
そこには想像以上のリスクがあることをしっかり覚えておきましょう。
新たな命の存在!
新たな生命を育てる供養方法があったら貴方ならどうしますか?
それはスペインのデザイン会社Estudi Moline Disseny社が製造する
Bios Urn fer Petです。
これは亡き命は自然に還り、そして樹木として生を授かるというコンセプトの商品で、ペットの遺骨を使い新たな生命を育てるものです。
【Bios Urn for Pet】の特徴は上下2つのカップと樹木を育てる為の肥料で構成されており、下側の大きなカップにペットの遺灰を入れ、上側のカップに樹木の種と付属の肥料を入れ樹木を育むという供養方法です。
誰でも簡単に行えるようです。
ペットロスの悲しみから、新たな樹木での生命の誕生で心が癒されていくのかもしれませんね。
但し、大型犬のような遺骨が多いペットだと、全ての遺骨は収まらないそうです。
現在の日本の法律では、故人の遺骨を勝手に埋めたり土や落ち葉などを掛けただけでも法律に触れてしまいます。
これは故人(人)に対する法律であって、動物(ペット)に関することではありません。
他人の土地などに勝手にペットの遺骨を撒いたり埋めたりすると、トラブルの原因になってしまいます。
しかしペットの遺骨であれば【Bios Urn for Pet】で自宅供養したり庭で育ててもなんら問題になりません。
興味のある方は一度調べてみては如何でしょうか?
まとめ
ペットに関する葬儀業界はこれからも伸びていくと思われます。
ペットが亡くなった後に、自宅の庭に埋葬したとの話は昔話です。
そして、マンションにお住まいの方や、賃貸の方などはそうもいかないでしょう。
その為、今ではペットと入れるお墓やペンダント等の供養品もたくさん販売されています。
ペットの骨を散骨する方も、今後は増えていくのではないでしょうか。
専門業者に葬儀や火葬を依頼する場合はどうしても費用が大きくなってしまいます。
経済的に専門業者に依頼できない場合は、自治体に火葬をお願いできます。
自治体によって価格は異なりますが、1,000円から1万円程度ですので問い合わせてみると良いでしょう。
「可愛がっていたペットと一緒に散骨してほしい…」
との依頼や相談も実際にあります。
ペットの散骨を請け負う業者も確実に増えています。
しかし流行りなどに便乗した、実績のない業者には注意が必要です。
ただの中間業者ならまだしも、ペットの遺骨は散骨せずに捨てられているかもしれません…
必ず散骨業者の実態を見抜くことが重要になってきます。
ペットという名の掛けがえのない家族…
皆さんならどのように弔いますか?
関連記事:ペットの遺骨を手元供養したい。
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