死後格差とは?
死後格差とは何か?
世の中は「格差社会」だと言われています。資本主義経済が進むと、必ず格差が進むといわれています。貯金が0円の人は、全体の30%ほどいるようで、実に3000万人もの人が仕事がなくなれば、貧困に陥ってしまうと言われています。
今の日本で豊かに暮らせている人が、どれだけいるのでしょうか。
【経済格差・地域格差・一票の格差】いろいろな「格差」がありますが、死後格差に付いては知っていますでしょうか?
死後にまで格差が...
死後の格差とは、それは故人が亡くなったあとに発生するある格差のことです。
人が亡くなると、何かとお金が掛かります。
葬儀にお墓に戒名やら… と気が付いたら結構な金額になっている事が多くあります。
「死んでまで・・・」と思いますが…それが現実なのです。
2020年の調査では諸説ありますが葬儀にかかる費用は、平均149万円と言われています。
2017年の調査結果の金額は平均195万円なので、葬儀費用の平均は下がっているようです。
しかしそれでも「かなり高い・・・」と正直に思いませんか。
「もう少し安くならないのか・・・」という感じです。
「故人」にかかる費用は、家族や故人の考え方によって違ってきます。
盛大にお葬式をやりた人もいれば、家族だけでお葬式がしたい人もいます。
葬儀にも高額なものから、価格を抑えたものまで様々なプランがあります。
最近では、家族葬など費用をおさえた葬儀も人気にはなっているようです。
お墓を建てるのにも、墓石の種類や場所によって価格は大きく変わります。
「戒名」に至っては、お布施の金額によって授かる称号が違います。
お金を払えば最上級の戒名が貰えるのです。
それが正しいならどんな悪人でも『お金を払えば…』という理屈になります。
仏教ビジネスとは、そんな考え方だったのでしょうか?
本当に馬鹿げた話です。
生前どんなに善人であってもお金がないと、戒名すらしてもないのです。
『そんなバカな・・・』と思うのは、私だけでしょうか?
今の仏教ビジネスのシステムでは、人に恨まれ悪事の限りを尽くした極悪人でも多額の「お布施」を払えば最上級の称号がもらえる!!
ある意味、素晴らしい考えです。
仏教ビジネスとはそんなものなのでしょう…
詳しい方がいたら是非、教えて頂きたいものです。
この戒名のランクと、金額のシステムは理解に苦しむ仏教ビジネスシステムです。
歴史的にみると、江戸時代は「武士階級以上」に対して居士・大姉を付けていたようです。
庶民に対しては信士・信女を付けるのが一般的でした。
この時代は人を階級で区別していました。
武士が偉く、庶民が下だということです。
時代が時代だったので、仕方がない事なのでしょう。
階級の高い身分では、一種のステータスなのかもしれません。
しかし時代は変化し続けています。
今の仏教ビジネスである戒名のシステム…
考え直す時が、来ているのかもしれませんね…
変化する弔い方
しかし最近では葬式にお金を掛けずに、直葬や家族葬などで価格を控えることも一般的になって来ました。
そしてお墓を持たずに、納骨堂や樹木葬に散骨など弔い方にも変化が表れています。
『戒名はいならない。』そんなんな話も、ちらほら聞くようになりました。
やはり、収入格差の影響と葬儀などにお金を掛けることを、疑問に思う方が増えたからこそ弔いの形が変わってきているようです。
故人や遺族が望むのであれば、全てにお金を掛けて弔うことに否定はしません。
しかしお金が無ければそうはいきません。
どんなに望んでも、思うような葬儀や弔い方は出来ないのです。
財産の有無で死んでまでも格差がある、まさに死後格差ではないでしょうか。
あの世に行くには、三途の川を渡るのに六文銭がいるそうです。
あの世があるかはどうかは別として、六文銭がないとあの世にも行けないのです。
地獄の沙汰も金次第…昔の人は良く言ったものです…
まとめ
死後格差という表現、少し大袈裟な表現をしましたが人は死んだ後にもお金が必要です。
そして、どれだけお金を掛けるかで死後の格差が生まれます。
生前故人が望んでいて財産を残しているのであれば、思うように葬儀などを執り行えば良いでしょう。
しかし、世間体を気にするあまり無理してお金を掛ける必要はない時代になってきています。
「みんなと一緒...」「一般的だから...」「周りの目が気になって...」
残された遺族が、無理をする必要はないと思います。
『自分達らしい弔い方でいいのでは?』
そのような風潮に、時代は変化してきています。
それで良いのではないでしょうか。
『阿弥陀の光も銭次第』という言葉を知っていますか?
「仏の御利益も金銭の多寡によって、全ての事は金の威力でどうにでもなる。」と言う例えです。
これこそまさに、仏教ビジネスが作り出した死後格差なのではないでしょうか……
それでも皆さんは、まだまだ仏教ビジネスに大金をつぎ込んでいきますか?
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