終活ブームの裏側にあるもの
「迷惑」というキーワード
お墓や相続など、終活をテーマとした講演などが全国で増えています。人は生まれたら、必ず死にます。それは自然の摂理です。
最近では、日本人の葬儀に対する意識は低くなり続けている事をご存知でしょうか?
意識が低くなると表現すると語弊がありますが確実に変化していることは間違いありません。
家族葬 【限られた親族での少人数の葬儀】
直葬 【火葬のみ】
ひと昔前では考えられなかったのではないでしょうか?
これまで、日本は、「死」について考えるのはタブーとされ、日常生活でも話題にすることは少なかったと思います。
しかし、「死」を直視して考えるほど、「生きる」事について真剣に考えるのではないでしょうか?
「終活」という言葉は前向きでよいのですが、本音のところには「迷惑」というキーワードがあるように思えます。
お墓は家族にとって迷惑?
維持費がバカにならない
東京や大阪など大都市で働く人がふえ、地方を出ていく若者が増えている現代。
お墓を継がせない、できれば「継がせたくない・・・」という家庭が増えている事をご存知でしょうか?
その背景には、時代の変化があります。「自分の死後、子供にお墓のことで負担をかけたくない」という親は増えています。
給与も上がらない時代で、お墓にお金をかけられない・・・ 遠くに住んでいるので、お墓に頻繁に行く事ができない・・・
そんな人が増えているのです。
実際に、サラリーマンの平均年収は減っています。少し回復しているように見えますが、それは間違いです。実際に、生活が豊かになっていると感じる人は、かなり少ないはずです・・・日本は、二極化社会になり、20代や30代は結婚が出来ないほど貧困している人が多くなっています。
昭和の時代は、地方も街に活気がありました。それは、小さな町の商店で買い物をして、地元で生活を擦る人が多かったからです。
「この町で暮らし、この町で死ぬ・・・」というのが暗黙の了解であったように感じます。
しかし平成になり、通信や運送コストなどが下がり、小さい町には大きなショッピングモールができるようになりました。
大きなショッピングセンターは、商店街をつぶし
町はどんどん寂れていってしまいました。 ショッピングモールの売上は本社である、大都市「東京」に送られるので、東京は税金が多く入るが、地方はさびれていく・・・という構図が出来てしまいました。
魅力的に、古い街並みを残している地域はいいですが、下手に近代化に手を出して、中途半端な商店街は、一気に姿を消す事になってしまいました。それが現代の日本の姿です。
時代の変化と共に、地方から東京など大都市に行く人が増え続けています。
この流れは止める事ができません。地方を盛り上げようにも、昔から住んでいる老人が邪魔をして、新しい事をやらせない・・・
という老害もおきています・・・
その地域の風習やしきたりを守りつつ変化が求められる時代なのです。
今後、お墓の数はどんどん減っていくでしょう。
これは、時代の変化であり、当たり前です。
現代のライフスタイルに、お墓は合いません。
そのお墓を管理している寺ですら今後は減っていくと統計が出ています。
いわゆる「坊主丸儲け」の時代は終わりを迎えようとしているのです!
そのため、現代のスタイルにあった樹木葬や納骨堂を取り入れるお寺が増えているのではないでしょうか。
お寺などの宗教法人であっても利益を上げなければ経営が成り立ちません。
その為、あの手この手で宗教法人も利益を上げるために試行錯誤しています。
:〇〇にご利益がある:
この〇〇にはイロイロな言葉が入ります。
お金 恋愛 病気 など…
根拠のないご利益を名目にして必死に宗教法人の経営を成り立たせているに過ぎないのです。
もう一度、言いますが坊主丸儲けの時代は終わったのです。
今後、散骨やビル型納骨などが増えていくと予想されます。
現に海洋散骨業者も増え、樹木葬や納骨堂の募集看板なども多く見られるようになりました。
これも時代の流れ、変化なのだと感じます。
大事なことは、お墓を大事にすることではなく、先祖がいて自分がいる、今、自分が生かされている事を感謝する。
その気持ちではないでしょうか?
お墓にこだわる必要はないと気づき始めた人が増えていると感じたことはありませんか…
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