遺骨を手渡しする安心感!
郵送には抵抗感がある…
散骨(さんこつ)する時には遺骨を、パウダー状に粉骨することが一般的です。これは、法律上の決まりではなくマナーとして行われています。
個人で全ての粉骨から六価クロムの検査、散骨までをするのであればよいのですが、なかなか手間もかかります。
その為、専門の散骨業者に依頼する方が多いのではないでしょうか。
では、散骨業者に依頼する際、遺骨はどのようにして渡すのでしょうか?
~目次~ |
遺骨を渡す方法は3種類
遺骨を業者に預ける方法は3種類になります。
1.郵送2.手渡し3.委託訪問 |
散骨の依頼には様々な故人に対する「私情」が絡んでいることがあります。
『セレモニーとして散骨するのか?』 『遺骨の処分なのか?』
それによって遺骨を業者に預ける方法も、大きく変わってくるようです。
遺骨の郵送
ゆうパックは大丈夫
遺骨を預ける方法として、郵送があります。
郵便局の「ゆうパック」だけが対応可能で、その他の運送会社では配送を断られてしまいますので注意してください。
多くの散骨業者では、「遺骨の郵送」に対応しています。
注意点は、段ボールなどです。
必要なモノを送ってくれる業者もありますが、自分で用意しなければいけない場合もあります。
業者によって対応がちがうので、事前に確認をしておきましょう。
遺骨を郵送する時の送料も、依頼者と業者のどちらが負担するのか?が違います。
こちらも事前に確認してみてください。
また、墓じまいなどでお墓から取り出した骨壺には水が貯まっていることがあります。
その際は、骨壺から水を抜いてから郵送する事となります。
お墓から骨壺を取り出す作業は、管理会社や石材店などの専門家が行うことが多いので、水抜きの依頼も忘れずにしておきましょう。
遺骨の手渡し
これは散骨業者に直接、遺骨を手渡しする方法です。
自宅や指定の場所に直接、散骨業者に来てもらい遺骨を預けることが出来ます。
その際には、散骨業者の店舗等から依頼場所までの距離により料金が発生することがあります。
その料金は数千円から数万円と変わってきます。
距離により無料や低価格で引き取りをしている業者もあるので相談してみましょう。
その他にも、散骨業者の店舗などに持ち込むことも可能です。
散骨業者が自宅兼事務所であったり、レンタルオフィスのような業者であった場合には手渡しを断られたり、近距離であっても、数万円の別料金を設定して敬遠していることも多いようです。
そのような業者は実際に散骨等を、きちんとやっているか確認が困難な場合があります。
業者選びは、事前によく確認すると良いでしょう。
委託による手渡し
委託による訪問手渡しとは、様々な事情等により遺骨を直接、散骨業者に郵送や手渡しが出来ない時に行う方法です。
例えば、都心部に引っ越しているが先祖などの墓は地方にある。
散骨して墓じまいしたいが、遠方のため時間がない。
そのような時には【:散骨依頼者:墓等の管理者:散骨業者】の3者により同意のもと、連絡を取り遺骨の引き渡しが可能です。
散骨依頼者はまず、遺骨を管理している寺や霊園などに遺骨を引き取りたい旨を連絡します。
遺骨を取り出す日程が決まれば散骨業者に連絡します。
そのあとは、遺骨の管理者と散骨業者が日程等を合わせて遺骨の引き取りを行います。
墓じまいの際などに骨壺を取り出しても、その場で骨壺を引き取らないと保管してくれない寺院も多くあります。
檀家や管理者でなくなったら、結構素っ気ない対応をされてしまうようです。
その為、事前の打ち合わせが重要になってきます。
火葬後の引取りの際は、担当した葬儀社が遺骨を預かってくれることもあります。
こちらも、事前に連絡をしておくとスムーズに受け渡しが可能となります。
「え?火葬してすぐに…」と思われるかもしれませんが、実際に火葬場でのご遺骨の引取りは近年増加傾向にあります。
メールで問い合わせて、その後もメールでやり取りし、お寺に遺骨を引取りに行き散骨して証明書等をメールで送る流れでは、依頼者と一度も会わないどころか声もわからない依頼も珍しくはないのです。
遺骨を直接手渡す安心感!
当社では、手渡しによる遺骨の引き渡しが圧倒的に支持されています。
その理由は様々なようですが、一番の理由は安心感にあるようです。
やはり郵送には手間も掛かりますし、故人の遺骨を郵送する罪悪感などあり郵送には抵抗感が生まれるようです。
遺骨の手渡しですと預ける散骨業者と直接会うことも出来ますし、その際に詳しく話を聞くことも出来ます。
自宅などに遺骨を引き取りに来てもらう際には、特に準備することもありません。
故人の遺骨、火葬許可書等の書類、身分証明書、などが揃っていれば特に問題はありません。
遺骨を直接、散骨業者に持ち込んで預ける際にも、ちゃんと事務所等の店舗が実在するのかなども確認することが可能です。
また、散骨業者に会うことによって人柄なども確認できることが、遺骨を直接手渡しすることが支持されている理由ではないでしょうか。
怪しい業者には要注意
近年、自然葬などの知名度から海洋散骨も一般的に知れ渡り、セレモニーとして散骨を選ぶ方も増えてきています。
そうなってくると、やはり散骨業者も増えてくるのです。
以前にも紹介しましたが、ホームページは立派なつくりですが店舗などの実態がない散骨業者は多くあります。
アパートやマンションなどの自宅の一室でやっているなど…
隣の家でこっそり遺骨を粉骨していても何ら不思議ではないのです。
そのような散骨業者は郵送をメインに受付しています。
郵送による遺骨の郵送が当たり前かのようにです。
『毎月、全国から多くのご遺骨が送られてきます!』 『散骨なら信頼と実績のある当社にお任せ下さい!』 『年間実績3000件以上!』 |
年間3000件の散骨依頼を受けるのであれば、1日の依頼件数は約8件です。
その数の依頼を熟せる散骨業者は、存在しないかと思われます。
散骨を依頼する方の考えなので、なんとも言えませんが怪しい業者には要注意です。
今時、そのようなホームページに騙される方は少ないかと思いますが…一応、気を付けて頂ければと思います。
割合はどれくらい?
では実際に、遺骨の引き渡しの割合とはどれくらいなのでしょうか?
ここでは、当社比率で説明させて頂きます。
ご自宅での引き取り |
60% |
当社への持ち込み |
30% |
寺院等での引き取り |
5% |
遺骨の郵送 |
5% |
圧倒的に遺骨の引き取りの比率が多いです。
やはりこれには、直接引き取りに来てくれる安心感と梱包等の手間を考えて支持されています。
女性や高齢者の方の場合には、引き取りに来てくれる方が安心できるようです。
その他にも事務所のある場所(日暮里)から、半径30㎞圏内は出張による引き取り費用を無料にしています。
30㎞以上離れていても関東圏近県であれば数千円の追加費用にて引き取りにお伺いしております。
また当社への持ち込み依頼も増えています。
この依頼の多くは『しかっりとした散骨業者なのか?』『代表者はどのような人物なのか?』『どのように粉骨をしているのか?』など、ご自身で確認したい方が多いように感じられます。
当社では、来店による持ち込みにも追加費用ナシでお受けしておりますので、一度ご連絡くださいませ。
寺院等への、委託引き取り依頼にも対応しております。
墓じまい等で直接、寺院等にお伺いする場合や、火葬場に引き取りの依頼には打ち合わせにお時間を頂くので、予めご連絡いただいた方がスムーズに遺骨のお引き取りが可能です。
遺骨の郵送は、関東圏外の方からの依頼が半数以上をしめています。
お住まいの地域に信頼できそうな散骨業者がなかったり、元々は関東が地元の方などが多いようです。
あとは、金額的なこともあるのかなと…
お問い合わせの際に、引き取りか郵送かをお聞きした際には多くの方が引き取りか持ち込みを希望されます。
やはり遺骨の郵送には抵抗がある方が多いのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
遺骨の引き取りや、受け渡しについて当社比ですが解説してみました。
やはり故人の遺骨を郵送する事に多くの方が、罪悪感や抵抗感そして手間があるようです。
その為、多くの方が直接のやり取りを希望されます。
また散骨依頼が遺骨の処分であった場合でも同じで、郵送する方は少ないです。
デジタル社会にある現在、委託海洋散骨であれば実際にはメールと郵送で済むことなのです。
しかしアナログ式な『直接会う』という選択肢が支持されているのです。
会うことによる安心感と信頼感。
このことが大事なのではないでしょうか。
やはり多くの方が、遺骨の郵送には抵抗があるようです。
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