AIやITは葬儀業界を変えるのか?
葬儀業界にもAIやITは必要?
ChatGPTや生成AIの誕生により、世の中の仕組みは大きく変わろうとしています。
そんな日々進化と遂げるAI(人工知能)やIT(テクノロジー・イノベーション、技術革新)は、葬儀業界にも影響を及ぼすのでしょうか?
人工知能を搭載したロボットなどの登場で、私たちの生活は豊かになっていくと言われています。
その反面、AIやITによってなくなる仕事もあると懸念されています。
そんなAIやITは、葬儀業界をも変えることが出来るのでしょうか…?
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すでに最新技術は導入されている…
すでに最新技術は導入されている…
葬儀業界にもIT化の波は押し寄せています。
最近では、最新技術を使って先祖の供養や葬儀をインターネットでライブ配信するなど、いろいろなサービスが広がり、すそ野を増やしています。
一昔前の「葬儀」では、親族友人が集まり式をおこなっていましたが、時代と共に色々な葬儀方法が増えていると感じます。もちろん散骨もその一つです。
デジタル化が進まず遅れていた葬儀分野は、今後さらなIT化によって多くのサービスが生まれてくると考えられます。
私たちの生活において、AIやITは必要不可欠なものになっています。
時代は物凄いスピードで変化しているのです。
それでは、具体的に葬儀分野にはどのようなAIやITが取り入れられているのでしょうか。
変化する葬儀業界…
ロボットが読経する時代に…
IT葬儀という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
お坊さんが読経するのではなく、ロボットが読経するというIT葬儀です。
街でもよく見かけていたロボット、ペッパー君が導師を務めるロボット導師です。
このペッパー君1台ですべての宗派の読経をしてくれるので、希望の宗派に合わせて読経してくれます。
またロボットのペッパー君を使っているので、宗教や宗派は関係がない無宗教の方へのニーズにも応えているようです。
需要があるはわかりませんが、住職も同席するので万が一のトラブルの際にも安心なのだそうです…
そんなペッパー君ですが、使われなくなったら専用の墓場があるとかないとか……
AIを駆使して故人と再会
生成AIが故人を再現!
生成AIを使って故人を再現するサービスがあります。
これは故人の写真や音声データをベースに、生成AIを使いホログラムで故人の姿を、音声クローン技術を使い故人の声を再現できるのだそうです。
自身のスマートフォンやPCから、専用のサイトにアクセスしバーチャルな故人と会話ができるシステムです。
あくまでの生成AIの技術なので、故人の感情や性格までの再現は不可能だと言われています。
やはり故人を想い出すには、写真を見て話しかける事が一般的だと考えられます。
生成AIは優れた技術ですが、故人を再現することを受け入れるには、まだまだ時間が必要なのではないでしょうか。
お墓は仮想空間に建てる時代に…
メタバース(metaverse)と言う言葉をご存じでしょうか?
メタバースは、インターネットの世界に構築された3次元の仮想空間やそのサービスの事を指します。
そんなインターネット上にできた仮想の墓地空間の事をバーチャル霊園と呼びます。
バーチャル霊園がある事で、お墓の無い方の「心のよりどころ」になるそうです。
この仮想空間に故人の写真などをアップロードしたり、線香を上げる・水を替える・といったボタンをクリックすることでお墓参りができます。
また、掲示板を設けて写真や映像をアップロードしてたり、葬儀に出席できなかった人たちからもメッセージを受け取ることも出来ます。
ログインナンバーやパスワードがわかればお墓参りが出来る事から、親族などで共有すればいつでもお墓参りができるのが、バーチャル霊園の特徴ではないでしょうか。
思い出の場所が慰霊の場所に…
故人とゆかりのある場所や思い出の場所が慰霊の場所になるサービスがあります。
たとえば故人の故郷や旅先の地、憧れであった海外など好きな場所を『慰霊の場所』としてGPS登録しておきます。
登録されたスマホを持って指定した場所に遺族が訪れ、スマホをかざすと故人がその場にいるかのように動きだしてメッセージを伝えてくれるという。
あらかじめファイルに保存した故人の写真や動画やARを見ることができます。
実際の遺骨は、運営元が提携している宗教施設に安置されますがバーチャルな世界の為、お墓を設置する場所の自由度は非常に高いのではないでしょうか。
まとめ
最近では、直葬や家族葬が増えお墓に関する価値観が多様化しているのではないでしょうか。
AIを使い、故人の生前写真から動く映像を作り出すサービスなども開発されています。
今後ますます広がっていくであろうAIやITが、葬儀分野を変えていくかもしれません。
しかし、死者を弔うという葬儀の根本は変わることはないでしょう。
葬儀分野はこれからも多様化していくと考えられています。
従来の高額な葬儀は、今のニーズに合っていないからです。
これからも、故人を弔うという根本的な考えが変わることはないでしょう。
自分達がどのような葬儀を選択すべきかきちんと考え、高額な宗教ビジネスに騙されない知識を持たなければなりません。
バーチャルな仮想空間にお墓を建てたり、ロボットに読経させる事には賛否両論ある事でしょう。
その前に『そこまでしないと供養できないのか?』そこが原点なのではないでしょうか。
最新技術を取り入れた葬儀分野…次は何を使って集客していくのか、ある意味では実に興味深いものです…
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