海洋散骨とは何か?
時代が変われば、考え方も変わります。
スマホからAIにシフトしつつある現代、お墓事情も変化している事はご存知でしょうか?
地方では檀家離れが進み、食べていけないお寺が増えているとか…
お墓を持たない、継がせない時代になりつつある昨今、散骨を選ぶ人も増えているようです。
今回は、そんな「散骨」についての基本についてご紹介をいたします。
~目次~ |
1.海に骨をまく時代?
ネット社会がスマホ社会になり、車が自動運転になりつつある現代。
お墓に対する考え方は、どんどん変化している事をご存知でしょうか?
最近、人気がある「自然葬」その中のひとつに「海洋散骨」があります。
「散骨(さんこつ)」という言葉を聞くと、あまりなじみがない人の方が多いかもしれません。
しかし、ここ数年「散骨」についての認知度が上がっています。
その為か、生前から自身の散骨希望の問い合わせや、相談が増えていると実感しています。
2.海洋散骨を選ぶのは、どんな人?
身内の事を考えている人が多い
散骨を選ぶ人には、ある特徴があるように感じます。
一番多いのは、「身内に迷惑をかけたくない・・・」という方々です。残された家族には、迷惑をかけたくないようです。
昭和の大スター裕次郎さんみたいに、「人間生まれたら、最後は自然に還りたい。」という人も、実は多くいらっしゃいます。
海洋散骨を希望する人は、年々増えていることは事実です。
なかには遺骨の処分に困って、散骨する方も多いのですが、あまり話題にはなりません。
特に自宅供養していた遺骨を、介護などの施設に入るので『位牌、仏壇、遺骨をなんとかしたい・・・』という方の依頼も増えています。
「遺骨の処分?」
と思われる方も多いかと思います。
これは、お墓がない方や、離婚や再婚などで以前のパートナーの遺骨のやり場に困ってしまったり、顔もわからない遠い親戚の遺骨処分に困ったり・・・と理由は実に様々です。
現に東京駅のトイレに、離婚後の実父の遺骨を捨てたとして逮捕された息子の事件もあります。
生前整理や遺品整理の際に出てきた遺骨の大半は、遺骨処分としての散骨依頼になっているようです!
『遺骨を納める墓がない…』 『納めたくない…』 『そんな義理もない…』 |
遺骨処分とは、誰にでも訪れるかもしれない複雑な問題なのではないでしょうか…
自然に還らない樹木葬
自然葬の中には「海洋散骨」の他にも、墓石ではなく木や花をシンボルにした「樹木葬」という方法があります。
しかし、この樹木葬…自然に還らないことが殆どです…
墓石の代わりに樹木を墓標のようにした集合型のお墓です!
大地に還れるイメージがありますが、還ることはないでしょう。
樹木葬の殆どが、簡易的に造られた花壇のような造りです。
その花壇の限られたスペースに、骨壺ごとか遺骨を粉骨して小さなスペースに収まるようにします。
遺骨を納めるスペースは、コンクリートや塩ビ管などで仕切ってあり到底、自然には還れない作りになっています。
改葬や無縁墓になった場合は、そのスペースは再び売りに出されます。
一般的な墓石のお墓と、何ら変わりがないのです。
多くの霊園では、樹木葬であっても納骨期間が決められています。
管理費等を継続的に払えばよいですが、払えなくなると一般的なお墓と同じように無縁仏として合祀墓などに納められるようです。
やはり考え方によっては、一般的なお墓と何ら変わりはないのです。
本当に自然葬なのか…疑問が残ります!
本当の自然葬とは何か?
海洋散骨を選ぶ人は、お墓を必要としない方や、お寺や宗教法人が管理していることがイヤだったり、最終的には自然に還れないことなどから散骨を希望される方が増えているのではないでしょうか。
海洋散骨をすると全てが無くなってしまい「先祖に申し訳ないと…」考える方もいます。
100年、200年前の先祖の遺骨…お墓に入っている人は少ないと思います。
実際に100年前、200年前の先祖の遺骨がどこにあるのか?知っている人は本当にごく少数です
この先100年後、自身の遺骨がどのようになっているかは誰にもわかりません。
何らかの理由で「墓じまい」をしたり無縁墓になり、遺骨は処分されるかもしれません。
そう考えると遺骨を海に撒き自然に還る…そして海を見ると思いだす。
これこそがいちばん理にかなった、自然葬ではないでしょうか?
関連記事:樹木葬も色々あるようですね
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