海洋散骨は普及しているの?
海洋散骨とは、遺骨をパウダーにして海に撒く供養方法です。
比較的に新しい供養方法と言われていますが、法律で明確な決まりはありません。
そんな海洋散骨ですが、一般的にはどれくらいの認知度があるのでしょうか…
一般社団法人日本海洋散骨協会が2017年に実施したアンケート調査によると、海洋散骨を「知っている」「聞いたことはある」という人の割合は93%でした。
海洋散骨の需要率は、この5年間で8倍以上になったデータもあります。
お墓以外の埋葬方法として樹木葬が人気のようですが、海洋散骨も年々希望者数が増えその認知度の高さがうかがえます。
~目次~ |
海洋散骨は普及しているのか?
このホームページをご覧の方は、海洋散骨について知っている方が多いと思います。
おそらく、散骨や自然葬について調べている方が大半だとは思います。
墓じまいや墓離れが進む現代、散骨は年々依頼者が増えている事をご存知でしょうか?
以前、当オフィスに海洋散骨の相談に来られた方が言っていましたが、娘さんに聞くまでお母さまは海洋散骨の存在すら知らなかったそうです。
確かにそうかもしれません。
テレビを見てください。
海洋散骨業界では、大々的にTVCMをやっている業者さんなんて、あまり聞いたことがないはずです。
以前は大手葬儀業者さんがTVCMをやっていたとか…
【海洋散骨の募集や受付をしております】 |
こんな看板やのぼりを街中でなかなか見ることはありません。
興味のない方には一生無縁な「供養方法」だと思われます。
しかし、最近ではインターネットの記事やニュース番組にも取り上げられ、徐々に海洋散骨を知って、そのメリットから希望する人が増えてきているようです。
納骨堂を運営する会社が破綻してしまい、散骨を考える方も増えているようです。
特に東京や大阪などの大都市では、地方から出て来て田舎には年に一度しか帰っていない人も多いのではないでしょうか。
そうなると、お墓を管理するのがすごく大変になってしまいます・・・
田舎で一生を送らない時代、お墓の「あり方」も変化しているというわけです。
石の墓は古臭い?
このような大きな石を積んだお墓の形は、今後は少なくなる可能性があります。
お墓離れとともに檀家離れもしている現代、価値観はもっと多様化していく可能性があるからです!!
確かにネットやテレビで海洋散骨が話題になった後に、当オフィスにも依頼や相談の問い合わせが増えることは実感しています。
では、実際に海洋散骨をする方はどれぐらいいるのでしょうか。
正確な統計が取れないので大まかな数字だそうですが、年間一万件程度の海洋散骨が施行されているのではないかと言われています。
単純計算しても毎日どこかの海で、散骨が27件実施されていることになります。
毎日です。
その半数は関東の海、東京湾の羽田沖やディズニー葛西沖だと言われています。
話半分だったとしても13~14件の遺骨が日本のどこかの海に散骨されているのです。
もちろん海以外の場所や、海外での散骨を希望し実行される方もいます。
お墓や遺骨に関する悩みは、金銭的な理由も多いと思われがちですが後継者不在など理由は様々です。
供養したい気持ちはあっても遺骨を直ぐにお墓に納骨できず、「自宅で保管している」方も増えているのです。
高齢者の一人暮らしが問題視されることも多いですが、介護施設に入る際は遺骨の持ち込みが出来ない事もあります。
そんな時に、費用の面などから海洋散骨を選び供養することも多々あるのです。
お墓に入らないと言う選択が出来る現在、海洋散骨を含めた自然葬が普及しているのは間違いないのかもしれません。
しかしその反面、新規参入の怪しい散骨業者も増えています。
副業で散骨をしたり事業所がレンタルオフィスであったり、素性のわからない業者が増えていることも事実です。
副業系の散骨業者とは、葬祭業とは関係のない業種がやっている散骨サービスです。
例えば、中古車販売業者や不動産業者が別に散骨業のホームページだけを作り、片手間でサービスを請け負っていたりすることです。
立ち合いが出来なかったり郵送のみでの受付だったりと、素性がわからないので注意が必要かと思われます。
実際に事業所がレンタルオフィスや自宅の一室などの散骨業者は多いのです。
ホームページは立派ですが、散骨などの画像がないなど何処か違和感を感じることが出来ます。
預かった遺骨をマンションのゴミ捨て場に捨てて、逮捕された業者もいますので注意が必要です。
まとめ
海洋散骨という供養のかたちは着々と定着していると思われます。
お墓に入ることが当たり前でなくなった現在です。
この事実に気づいていますか?
自分の望むセレモニーのかたちを、考える時間があっても良いのかもしれませんね。
もちろん、故人の希望で海洋散骨を検討することもあるでしょう。
そのような時に故人の希望にそうのか、世間体を気にしてお墓に納めるのかは残された親族に託されることとなります。
「お墓にこだわる必要はないのでは…?」これも時代の変化なのではないでしょうか。
関連記事:正しい散骨業者の選び方
【人気記事一覧 01】
|
【人気記事一覧 02】
|
散骨でお困り、お悩みがありましたら、いますぐ下記までご相談くださいませ。
旦那のお墓は・・・女性のお墓に対する考え
今までの檀家制度は先祖のお墓に入る・・・これが当たり前でした。結婚した女性は、夫側のお墓に入る。 今まで当たり前だった、そんなお墓の習慣を疑問に思う女性が増えている事をご存知ですか?
“おひとり様”時代に備えるべき、最期の準備とは?
遺品整理から海洋散骨まで、心に寄り添う選択とは?
体験談から学ぶ、後悔しない終活のヒントをここに解説!
お墓の新しい選択肢として人気の「樹木葬」
自然回帰のイメージとは異なる、多様な「樹木葬」が増えている?
今回は、そんな知られざる自然葬の実態に迫ります!
家族に頼らず、おひとり様で人生を完結する時代へ!
不安を安心に変える「終活」の始め方をやさしく解説。
今から始められる5つの準備で、心穏やかな未来をご提案!
いざという時に困らない!キリスト教のお葬式!
カトリックとプロテスタントの違いとは?
香典、服装、参列マナーまでを分かりやすく徹底解説!
墓石を処分した後の意外な行き先をご存知ですか?
墓じまいが増える中、故人への新しい供養の形が注目されています。
あなたの供養の選択肢を広げるヒントがここにあります。
大切な人を亡くした悲しみ、子供にどう伝える?
「海にいるよ」その言葉の先に、新しいつながりを見つけよう。
後悔しない供養と、親子の心の育みをサポートします。
最近よく聞く「海洋散骨」って、実際どうなの?
「後悔しない供養」のために知っておくべき真実を解説。
あなたにぴったりの自然葬を見つけるヒントがここに!
推し活グッズ、SNSアカウント…故人の愛した世界をどうしますか?
「あの人らしいね」と言われる、現代に寄り添う供養の形。
趣味や推しを尊重して、悔いなく見送るヒントを紹介します。
スマホやSNS、中の情報は死後どうなる?
遺族が直面するデジタル遺品問題を掘り下げる!
後悔しないための生前にできる対処法を徹底解説!
遺骨からダイヤが作れるって本当?
手元供養のひとつとして、遺骨をダイヤにする方法がある!
故人への想いを形にする、新しい供養を徹底解説!
散骨でお困り、お悩みがありましたら、いますぐ下記までご相談くださいませ。
散骨の一凛では遺骨の激安・格安の処分、他社よりも、どこよりも安い遺骨処分、海洋散骨をしております。