なぜ散骨業者によって費用が曖昧なのか?
海洋散骨業者を調べると、様々な業者を見つけることが出来ます。
そんな中、気になる事はサービス内容と費用ではないでしょうか?
散骨費用の比較サイトなどもありますが、あれはあまり当てになりません。
自身の運営する散骨業者を良く書いていることが非常に多いです。
では、そんな気になる散骨業者によって異なる費用の差は何なのでしょうか?
今回は散骨費用の中身について考えて行きましょう。
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1.散骨費用の内訳とは?
海洋散骨費用と一言で表しても、その内訳は散骨業者によって様々です。
一般的に必要な内訳は ・ 遺骨の引取り ・ 粉骨 ・ 献花献酒 ・ 船舶使用料 ・ 証明書等の作成となります。
その他に必要であれば ・ 遺骨の乾燥 ・ 六価クロム検査及び中和作業 ・ 手元供養分骨などがあります。
散骨費用に全てのサービスが含まれているのか、オプションになっているのかで費用は大きく異なってしまいます。
散骨を業者に依頼する際は、必ず正確な見積書を取る事が重要事項となります。
2. 追加オプションの相場とは?
散骨の準備段階などで追加のオプション費用が発生することがあります。
- 粉骨費用 1万から3万円
- 粉骨立合い 1万円前後
- 献花献酒 5千から1万円
- 六価クロム検査及び中和作業 1万円
- 遺骨の乾燥 1万円前後
- 週末船舶使用料 数万円
- 手元供養品 数万円
- 遺骨の引取り 数千円から数万円 ※距離により異なる
上記のような、追加費用が必要なことがありますので、必ずチェックしましょう。
3. 使用する船舶によって異なる?
家族の方々が船に乗船して散骨をおこなう場合、使用する船舶によって費用が変わってきます。
家族や親族知人等が乗船して散骨する際は、15万から50万円が相場だと言われています。
2~3人しか乗船できないボートを使うのか、20~30人乗船できる大型クルーザーを使用するかによって30万円以上の差が発生することがあります。
家族や親族で乗船して散骨をおこなうのであれば、乗船人数の用途に合った費用の準備が必要となります。
また、悪天候や船舶トラブルで出航が延期した際や、依頼者都合で延期した際の追加費用などもあらかじめ確かめておくと良いでしょう。
4. 代理散骨は費用が安い?
海洋散骨を代理で依頼するのであれば、費用は比較的に安く抑える事が出来ます。
代理散骨とは、家族や親族が船に乗船することなく、散骨業者に全て委託し散骨をお願いする方法です。
費用の相場は2万から5万円と開きがありますが、遺骨を預けて散骨するまでの期間が関係しています。
安価な場合は、預かった遺骨が20柱になるまで船を出航しないなど、散骨までに半年や1年ほど時間が掛かる事があります。
また、委託散骨専門業者は散骨業者に必要な、不定期航路事業の届け出がいらないのでレンタルボートを使用することも多いようです。
委託散骨においても、上記で説明したオプション費用を請求されることもあるので、事前にしっかりとした見積書を請求しましょう。
5. 比較サイトは当てにならない?
どの様な業種でも比較サイトがネット上にはあります。
海洋散骨にしても、比較サイトは存在しています。
これはサービス内容よりも、費用に関して比較していることが多いようです。
よくよく見てみると、それは散骨業者が作った比較サイトである事が分かってしまいます。
あからさまに自身の散骨業者が優位になる比較になっており、自社よりも費用の高い同業者と比べて費用の安さをアピールするなど、どこか不自然なサイトになっています。
比較サイトを参考にしても良いですが、鵜呑みにすると少々危険ですので、必ず自身で色々と調べてみましょう。
6. まとめ
海洋散骨の費用と言っても、その業者によって大きく異なります。
ホームページには、比較的費用を抑えて価格が記されていますが、実際にはオプション費用などで倍近い費用を請求された事例など少なくはないのです。
とくに気を付けないといけないのが、遺骨を預けた後に「遺骨が湿っていたので乾燥が必要だ!」「六価クロムの基準値が高いので中和が必要だ!」など、遺骨を預けた後の請求には注意が必要です。
まずはしっかりとした見積書を取り、追加費用の有無や必要のないオプション等はきっぱりと断りましょう。
また、費用とは別ですが乗船して散骨する時は船舶の大きさの確認や、委託散骨の際は遺骨を預けて散骨までどれだけ時間が掛かるかも必ず確認すると良いでしょう。
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