ネットで棺桶が買える?
棺桶がインターネットで買える時代に?
日本の法律では人が亡くなると、「火葬(かそう)」することが一般的です。火葬場では遺族や親族が遺体と対面し最後の別れを告げます。
これが一般的な「火葬」のながれかと思います。
しかし、火葬について知らない人が多く、業者の言いなりになっていることも多いので注意が必要です。
今回は、火葬場で使う【カンオケ】についてのお話です。
業者に頼むと棺桶は高い?
この「棺桶(かんおけ)」ですが葬儀業者に頼むと、5万円~100万円と値段がかなり違います。
火葬されるときに使われる棺桶は、木棺が多く価格は約5万円からでヒノキや桐などの棺は高価になるそうです。
一般的には20万位の棺桶を選択するご家族が多いのだとか。
しかし、ここで疑問になるのが…
棺って『本当に20万もする物なのか?』という事です。
良く考えると、すぐに焼いてしまう棺に『そんなにお金をかける意味があるのか?』との声を聴いたことがあります。
実際の値段は、5~10万円以下だとか…
だからと言って、粗末な棺ではないようです。
この「棺桶(かんおけ)」ですが、なんとインターネットで注文することも可能になっています。
実は「某ネット通販大手」などで買う事ができます。
その価格も、なんと2万円前後からと様々です。
余談ですが、インターネットでお坊さんの派遣を依頼したり、戒名を授かったりと様々なサービスがあります。
もはや葬儀屋に頼らずネットを駆使すれば、葬式すら個人で出来てしまうのでは??
と思ってしまいますが、実際には困難なので専門家に任せましょう。
棺の種類もピンキリ!
自分達の力だけでお葬式…
棺桶をネットで買う人は、葬儀社などに依頼しないで、ご家族や身内だけで全ての葬儀をおこなうようです。
手間は掛かりますが、これが本当の家族葬なのかもしれません。
ちなみに段ボール製のエコ棺桶もありますが、価格は木製と然程変わりはないようです。
数万円から百万円を超える物まで様々な種類の棺桶がありますが、どの様な棺を希望されますか?
「どうせ燃えてしまうんだし…一般的な棺桶で…」 |
こう思う方が多いのかどうかはには疑問が残ります。
金銭的に余裕のある方は、オーダーメイドの棺なんてどうでしょう。
実際にオーダーメイドで、棺桶を制作してくれる会社もあります。
棺桶であっても、価値観は人それぞれのようです。
棺桶はなぜ必要なのか?
火葬するには絶対に必要
棺桶は、基本的に「葬儀をする会社」が用意をします。
葬儀社に葬儀の運営を依頼した場合は、必ず葬儀プランの中に棺桶の費用も含まれています。
当たり前ですが、火葬場は何らかの棺桶等に遺体が入っていないと、受け付けてくれません。
そのため、棺桶は必ず買わなければいけない物となっています。
日本では火葬が主流であるため、遺体と共に火葬できる木製の棺桶がほとんどなのです。
国産のヒノキを使った棺桶などもありますが、価格は安くはないようです。
棺桶の価格は葬儀業者の言い値!!!
葬儀の際に見積書に棺桶の代金も含まれています。
その金額は葬儀社によってピンからキリまであります。
良心的ではない葬儀社などでは【一式】などの曖昧な見積もりで価格を提示してきます。
これは要注意な葬儀業者ですね…
今では葬儀の価格を抑えることも一般的です。
葬儀の価格に納得ができないのであれば、棺桶の価格なども葬儀社に相談してみましょう。
「故人様をお送りする為に…」「一般的にはこのクラスの棺桶が…」「プランなので変更不可です!!!」 |
このような葬儀業者の棺桶価格には要注意ですね。
ちなみに身長の高い方は、さらに要注意です。
棺桶のサイズ変更で、追加費用になる事があります。
インターネットで棺桶が買える時代になりました。
0葬と言ってお金を掛けない葬儀などが、度々取り上げられることがあります。
しかし、葬儀を自分達だけで執り行うことは非常に困難な事です。
そこはやはり専門的知識のある、葬儀屋に依頼することが良いでしょう。
ですが、葬儀料金などのトラブルなども実際に耳にします。
極端に葬儀費用を削るのではなく、抑えるところはきっちり抑えて納得のいく料金にすることが望ましいのではないでしょうか。
時代は変化し価値観の多様化などから、葬儀に関する考えは確実に変わってきています。
実際に棺桶を購入される方は、多くはないかと思います。
自分自身が親族に見守られ火葬されるとき…
最高級の棺桶で見送られたいのか?
あなたならどうしますか?
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