あなたの遺骨はどこへ?知られざる無縁遺骨の行方
遺骨の最後を知っていますか?
皆さんは『無縁になった遺骨が最後の最後、どうなっているのか?』 知っていますか?
お墓では「管理費の延滞」などがあった場合、まずは管理者や親族に連絡が行きます。
お寺や霊園も慈善事業ではないので、管理費等で運営を行っております。
その為、家族や親族に連絡が取れないお墓は、霊園管理者や自治体によって処分するしかないのです。
処分されたお墓には、もちろん遺骨があります。
誰も引き取り手がいない場合、故人の遺骨は処分(供養)される事になります。
お墓に限らず遺骨の引き取りで、役所や遺品整理業者などから連絡が来た人もいるのではないでしょうか?
引き取り手のいない遺骨はよくある話で、実は増加傾向にあります。
一般的には『供養』と表現されますが、実際には遺骨は処分されています。
ただし、仲が良い家族もありますし、仲が悪い家族もあります。
仲の悪い家族では連絡があっても『遺骨を引き取りに来ない…』と言う事が多いようです。
その背景にある社会問題(核家族化、高齢化、経済的な困窮など)が取り上げられることもあります。
特に遠く離れて生活している家族や、あまり付き合いのない親族の遺骨だと引き取りを拒否されることが多いそうです。
理想通りにはいかないのが、「家族や親族」というものはないのではないでしょうか。
感情的なしこりは、大人も消えることはありません・・・
以前、クローズアップ現代で放送された内容に継続物があったのでご紹介いたします。
実はや自治体やお寺から、遺骨の売却を入札で委託されている業者があります。
火葬場から出た骨灰などを、処理している専門業者がある事はあまり知られていません。
こちらの業者では、火葬場などから遺骨の処分を依頼され、ドラム缶から遺骨を「溶解炉(ようかいろ)」を入れます。
ドラム缶の中には、ぎっしりと「遺骨」が詰まっているようです。
これだけでも、大量の遺骨が行き場をなくしていることがわかります。
白く見えるのが人の「遺骨(いこつ)」です。
この状態ですが、骨であることはわかりません
1,600度に熱した「溶融炉」に入れることで、遺骨を溶かしていきます。
高温で熱くなるので骨が溶けなくなって、灰のようになっていきます。
この時点で、かなり衝撃的です!
映像では、作業を着ていたスタッフが、「遺骨」を処理している様子が写っています。
高温で骨を処理すると、白い骨が灰のように黒くなります。
ここまで黒くなると、「骨?」とは思わない・・・
こんにちは、手を合わせてから作業をしていると思いますが・・・
かなり豪快に作業をしています。
こちらの業者では、全国の火葬場から骨壺に入りきれなかった遺骨や灰を引き取っているそうです。
全国の自治体やお寺から「遺骨を処分できないか?」と連絡が多いと言われます。
「処分」という言葉はかなり衝撃的です。
焼却炉残念、廃棄物として処分されるのが当然なのですが・・・
これが人の骨と考えるとは・・・かける言葉はありません。
そして最終処理した遺骨がこちらです!!
何かの「鉱物」のようになります。
まるで石のようです。
私は、これを見たときに驚きました。この石のようなものは、何に使うのでしょうか?
「道路のアスファルト」みたいな・・・と個人的に感じました。
そして遺骨に含まれていた、金歯や銀歯などの高価な貴金属をリサイクルしています。
このように遺骨の最後は、再利用やリサイクルされています。
これが、遺骨の衝撃的な最後なのです。
お墓先祖代々受け継いだとしても、管理することが出来なくなることもあります。
無縁墓になれば、遺骨は処分されるかも知れません・・・
最後は再利用として、二番目の人生のことになるでしょう。
「遺骨」の最後は、必ずしも「供養」ではないのかもしれません。
遺骨は、永遠に供養されたり自然に還るとは限りません。
散骨の一凛では、海に遺骨を返す事で「自然に還す」お手伝いをさせていただいております。
なぜ遺骨が処分されているのか… |
考えたことはありますか…
【参照】NHK あなたの遺骨はどこへ〜広がる“ゼロ葬”の衝撃〜
【関連記事】残った遺骨が売買の対象に?
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