遺骨の最後を知っていますか?
遺骨は処分されている?
以前、NHKクローズアップ現代と言う番組で、気になる特集をやっていました。
火葬場から「骨つぼ」に入りきらなかった「遺骨」や「遺灰」を引き取ってくる業者の特集です。
火葬後に残った遺骨は、法的には自治体の所有物となり「不用品もしくは廃棄物(一般廃棄物)として処分することができる」と定められています。
こちらの業者では、全国の自治体や寺から遺骨を処分できないかと問い合わせが相次いでいるといいます。
寺から?なぜ寺から遺骨の処分依頼が…
~目次~ |
運ばれてきた遺骨はどうなっているのか?
映像では、何かの工場で遺骨の処理・処分を行っていました。どうやら遺骨に混じった金属を取り出しているようです。
運び込まれた「遺骨」は、リサイクルに回すことから始まります。
金歯や銀歯、骨をつなぐボルトや、「棺おけ」の留め具など、中には「高価な金属」も含まれているといいます。
こうした金属を専門の業者に買い取ってもらい、お寺や自治体は「副収入」を得ているようです。
金属を取り出したあとの遺骨は、さらに別の機械にかけられます。
1,600度の熱で溶かされ、まったく別のものに生まれ変わるというのですが…
10分後…
これが本当に遺骨なのか?
いかがでしょうか?
「これが本当に遺骨??なんですかね・・・」
遺骨は高温で圧縮され、石のようになっていました。
とても黒くなっています。
以前から火葬場などで発生した骨灰などは、指定業者によって引き取られる・・・ことは知っていましたが、ここまですごい形になるとは・・・知りませんでした。
「檀家(だんか)」と連絡が取れなくなった場合、お寺は遺骨の処分をどうしているのでしょうか?
基本的には、敷地内の合祀墓に埋葬されるそうです。
しかし合祀墓にも限られたスペースしかありません。
そのスペースが手狭になると…
このような専門業者に渡して、石のような鉱物へと変化させられているのかもしれません。
以前…『遺骨よりも戒名の方が大事です!』
と言う住職の話を聞いた事があります。
そのご住職の宗派では、そのような教えなのでしょう。
そもそもですが、死んでから「戒名」が必要な場面が本当にあるのでしょうか?
お金を払って戒名を授からないと極楽へ行けない…
そのような仕組みなんでしょうか?
あの世に行くのに、お金が必要と誰が言い出したのでしょうか?
仏教の教えには、宗派によってはそんな話は出てきません。
そもそもブッタの教えに戒名という概念はありません。
戒名自体が本来の仏教の本質とは、何の関係もないのです。
『昔からやっているから…』
という曖昧な理由ではなく戒名についても
本当に必要なのか? お金をかける意味があるのか? |
しっかりと『本当に必要なのか??』考えるべきなのです。
戒名をつける理由を、論理的に答えられる人は居ないという意見もあります。
なぜなら死んでみないと分からない事だからです。
答えられるのは、死後の世界で不安をあおり死後ビジネスを主体とした高額宗教ビジネス家だけなのかもしれません。
本当にこれで良いのでしょうか?
その他にも自治体などの「残骨灰入札価格」が1円だったとして、問題にされたこともあります。
自治体からの問い合わせならわかりますが、なぜ「寺」から遺骨の処分依頼が…
檀家離れが進む寺院では、合祀墓のスペースにも限界があり、遺骨の処分を専門業者に依頼するケースが増えているのかもしれません。
大っぴらに表には出せない事情なのでしょうか?
表向きは「供養」とは言っていますが、いわゆる大人の事情が…イロイロあるようですね。
今後は寺院が無くなっていくとのデータが出ています。
檀家離れでお布施が集まらず、有名寺院以外は何処も赤字なのだそうです。
また、後継者不足なども深刻で、いまでは寺院自体が売買の対象とされています。
納骨堂を管理していた宗教法人の破綻など「遺骨は預けているから大丈夫!」そんな時代はもう終わりを迎えているのではないでしょうか。
皆さんは、自分自身や家族の遺骨がどうなってしまうと思いますか?
人生の最後が、処分され黒い謎の石になる…
遺骨の最後とは、闇の深さを感じずにはいられませんね…
参照:あなたの遺骨はどこへ!?~広がる新たな“処分”~
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