終活について考えてみよう
なぜ人は、終活をするのか?
最近、聞くことが多い「終活(しゅうかつ)」終りの活動と書いて「終活」!
読んで字のごとくですが、この言葉や意味をご存知でしょうか?
まずは終活について調べてみました。
wikipediaで調べると以下のような事が書いてあります。
終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略。人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。 |
参照:wikipedia
■ 身辺整理 |
上記が主な終活の準備だと言われています。
今では、テレビやメディアで何の違和感もなく『終活』という言葉を使っています。
ひと昔前までは、そんな言葉もなく死を意識した話は基本的にはタブーとされていました。
お金と宗教と死の話をしない事が、日本人の美徳だったのかもしれません。
「死んだ話など縁起でもない。」
この言葉ひとつで片付けられていたのです。
今では、エンディングノートなど手軽に「終活」できる物も多く販売されています。
ここ数年で自分の死に対しての向き合い方が、大きく変わったのかもしれません。
土地や財産などがある場合には遺言書などを残しておくと良いですが、終活はもっと身近なものだと考えて良いです。
「死ぬ準備」と言うと語弊がありますが、自分の死と向き合って残された家族に「何を伝え何を残したいのか?」を考え、行動に移すことはとても大事なことなのです。
「家族を思う」その行為や行動こそが終活ではないでしょうか。
高齢になるほど終活をしない?
「なぜ終活をするのか?」考えたことがあるでしょうか?
終活をする人の多くは、自分の死後、残された身内や家族に「迷惑をかけたくない・・・」との願いがあるように思えます。
人は亡くなると、残された遺族などは忙しくなります。
ドライな表現かもしれませんが実際にそうなのです。
葬儀の手配や役所、銀行での手続きなどに追われる事となります。
正直、悲しんでいるヒマもない程に忙しくなります。
頻繁に身内の死に対する手続きなどをすることはないでしょう。
その為、残された遺族はどのような手順で進めて良いかわからず、専門的な知識を持つ葬儀社などに手助けしてもらうことが一般的です。
終活を始めるのに、年齢制限などはありませんが終活を意識してくる年齢は50代から60代が多いように見受けられます。
この年代だと自分の両親などの葬儀経験があったり、友人知人などの訃報で自分の死に対して意識していく年齢のようです。
それ以上の高齢者になると、如何に健康で長生きするかと考えるそうです。
確かに病気などをして、身内に迷惑をかけたくないとの思いなのでしょう。
間違ってはいませんがその先にある死に対するイメージは、無意識のうちに遠ざけてしまっているのではないでしょうか。
いわゆるこの年代が死に対して『縁起でもない!!!』と片付けてしまう年齢層なのです。
そして高齢者の終活は、地方の田舎ほど盛んではないそうです。
終活をしない人の特徴としては
■ 終活するような年齢じゃない…
■ あとの事は勝手にやってほしい…
■ 自分の死を考えたくない…
このような考え方が多いようです。
これは言い方を変えれば「自己中心的」「わがまま」と考えられます。
終活とは強制することではありませんが、残された家族に「何を伝えたいのか?」「いかに迷惑を掛けないか?」そのことが大事なのです。
【まとめ】
終活には年齢制限もありませんしルールもありません。
誰かに言われて嫌々活動することでもありません。
『終活 = 死』との考えではなく、自分の死に対してどう向き合いどう活動するのかが終活なのです。
何度も言いますが「縁起でもない。」と片付けてしまっていませんか?
終活のひとつにあるキーワード
『残された家族に迷惑をかけない。』
これはすごく大事なキーワードだとお気づきでしょうか。
このキーワードは自分が死んだ際に残された家族への最期の礼儀だとは思います。
皆さんは終活についてどのようなお考えをお持ちですか?
認知症などになった場合には、もう何も伝えることが出来なくなるかもしれません。
まずは自分の死について、考えてみては如何でしょうか?
『何と残し何を伝えたいのか!』
とくに難しい課題ではないのですから。
残された家族に迷惑をかけない…これこそが終活の本質であり、「立つ鳥跡を濁さず」「鷺は立ちての跡を濁さず」まさに、この言葉そのものなのです。
これからの人生を前向きに過ごすためにも、自分の最期としっかり向き合ってみてはいかがでしょうか。
関連記事:終活とはどんな活動をするのか
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