海洋散骨依頼者の二つの違い
海洋散骨を希望される方が、全国的に増えているそうです。
一昔前の「お墓」ではなく、自然の中で供養したいと考える方が多くなったからでしょう。
今では、葬儀などにもお金をかけない事が当たり前になって来ています。
費用を抑えた「直葬」や「家族葬」も人気のようで、葬儀の後に四十九日や一周忌法要を目安に散骨を考える方も非常に多くなっています。
そんな散骨を希望される方にも、違いがあることをご存じでしょうか?
その違いとはいったい何なのか…少し考えて行きましょう…
~目次~ ・まとめ |
海洋散骨のイメージとは?
海洋散骨と聞いて、まず何を思いますか?
自然葬のひとつ? ロマンがある? 大海原に還れる? 違法なのでは? |
色々なイメージがあるかと思いますが、散骨はここ数年で知られるようになった「セレモニー」の方法です。
俳優の石原裕次郎さんや、勝新太郎さんなど、有名人も海に散骨されています。
相対性理論で有名なアインシュタインも、最後は「散骨」を選んでいます。自然にかえっていった訳です。
俳優の萩原流行さんも、夫人により海洋散骨されました。
海が好きだった方や『人は死んだら自然に還るべきだ』と考えるようです。
自然に生まれ、自然にもどる。
人間の『本来あるべき姿』なのかもしれません。
そんな散骨ですが、いろいろな人に選ばれています。もちろんですが、散骨の理由も様々です。
海洋散骨希望者はどんな人なの?
大きく分けて2つある
海洋散骨をしたいと思っている人は、大きく分けて二つに分かれる傾向があります。
1.故人の希望で自然に還りたい
一番多いのが、大海原で自由になりたいとの想いで散骨される方です。
2.遺骨を処分したい方
この2つのパターンが多いと感じます。ちなみにですが、都心部ではお墓を持つ人が減っています。
現代では、都心部で働く人が増えたため、地方にあるお墓に行くのが難しくなっている人が急増しています。
お墓を放置すると悲惨な状態になります...
特定の信仰心がない方や、こだわらない方も多いのではないでしょうか。
ほとんどの方は、一般的な仏教的葬儀のあとに散骨を依頼されてきます。
このことに付いては何ら問題はありません。
宗教の自由は法律で定められていますし、遺骨はお墓に納めないといけない決まりもありません。
海を見て故人を想う…新たな弔い方ではないでしょうか。
遺骨処分としての散骨
海洋散骨をするもう一つの理由は、遺骨の存在意義を感じない方やハッキリと遺骨の処分だと考えている方です。
故人の遺骨などに執着心がなく、モノや形に捉われず心で偲ぶものだと考えているようです。
確かに墓石などを先祖代々守っていくよりも、偲ぶ心を忘れないことが大事だと思います。
なかには故人に対する感情の無さから、処分と考え遺骨を残さない方もいます。
その背景には複雑な家庭環境や、核家族化が原因ではないかと思われます。
実際に誰にでも起こり得る話なのですが突然、役所から「○○の遺骨を引き取って下さい。」と連絡が来ます。
この○○には家族や遠い親戚など様々です。
何らかの理由で故人を役所が火葬した際は、その遺骨を引き取る親族を探し連絡してきます。
その理由としては、故人が生活保護受給者で身近に血縁関係者がいない時などが多いようです。
突然、長年別居しているパートナーや顔もよくわからない親戚の「遺骨を引き取ってくれ」と連絡が来たらどうしますか?
遺骨を引き取ったまでは良かったのですが、置き場に困り駅のトイレに放置し逮捕された事例もあります。
その他にも離婚や再婚、嫁姑問題、金銭的な理由からお墓を建てれない、など事情は様々なのです。
火葬後にそのまま遺骨を引取りに行くことも、今では珍しい事ではありません。
本当に人それぞれイロイロな思いで、海洋散骨を希望や依頼されていることが垣間見れます。
まとめ
海洋散骨を希望や依頼される方の想いは人それぞれです。
ロマンを求めた散骨もあれば処分と考えた散骨もあります。
今まで当たり前だと思われていた一般的な葬儀や埋葬方法は、近い将来には廃っていくことでしょう。
価値観が多様化してきた現在では、従来の葬送は時代に合わなくなってきたと気づき始めているのです。
その為にお墓に入らない選択肢が増えているのではないでしょうか?
理由はどうであれロマンや処分であっても、海洋散骨であれば命の源である海に還れます。
海は世界中に続き広がっています。
遺骨を暗い骨壺に永遠に納めておくのではなく大海原に還す弔い方…
考えてみては如何でしょうか?
本当の自然に還れる葬送は海洋散骨だけなのですから。
関連記事:遺骨を処分致します。
【人気記事一覧 01】
|
【人気記事一覧 02】
|
散骨でお困り、お悩みがありましたら、いますぐ下記までご相談くださいませ。
旦那のお墓は・・・女性のお墓に対する考え
今までの檀家制度は先祖のお墓に入る・・・これが当たり前でした。結婚した女性は、夫側のお墓に入る。 今まで当たり前だった、そんなお墓の習慣を疑問に思う女性が増えている事をご存知ですか?
海洋散骨の依頼には2パターンあります。
葬送としての散骨と処分としての散骨
遺骨に対する想いは人それぞれ違いがあります。
お墓を子々孫々まで受け継いでいく意味とは?
お墓をついでいく・・・当たり前の事ですか?
今、墓じまいをしている家庭が増えています。
献体で葬儀費用が無料に?
献体(けんたい)とは医学および歯学の発展のために、自分の身体を解剖の研究に使ってもらう事なのですが・・・
骨壺に入らなかった遺骨…
その残骨灰の行方とは?
疑問に思ったことはないですか?
葬儀でポイントが貯まる?
葬儀でもポイントがたまる?
うわさは本当なのでしょうか?
なぜ檀家制度でトラブルになるのか?
高額な離壇料を請求される?
そもそも、檀家制度は必要なのか?
死後離婚とお墓の問題!
「死んでまでも夫と一緒にいたくない!」
「姑と同じお墓に入るなんて勘弁してほしい…」
遺骨を郵送するのは不安…
取りに来てくれるの?
郵送による送骨の依頼の割合とは?
遺骨って最後はどうなるのか?
遺骨が最終的にどうなっているのか知っていますか?
今回は、業界の謎に迫ります
海洋散骨のデメリットとは?
散骨をしてしまうと、どのような点で悩むのか?
どんなデメリットがあるのでしょうか?
散骨でお困り、お悩みがありましたら、いますぐ下記までご相談くださいませ。
散骨の一凛では遺骨の激安・格安の処分、他社よりも、どこよりも安い遺骨処分、海洋散骨をしております。