死後の願いは、叶わない事を知っておこう
貴方は死んだ後の願いはありますか?
これは「天国に行きたい!」や「極楽に行きたい!」といった願いではなく、もっと現実味を帯びた願いです。
例えば「葬儀は直葬で良い。」「お墓に入りたくない。」などの誰にでも訪れる、人の死についての願いです。
一般的に考えられている、「人の死後」は火葬してお墓に入る。
これが当たり前のように思われていました。
しかし、現在では『「葬式(そうしき)」も「お墓(おはか)」も「戒名(かいみょう)」もいらない!』という考えが増えているようです。
死んでまで『残された家族に金銭的な負担を掛ける必要はない!』という考えは、都市部だけでなく地方でも同じです!!
葬儀を行わない「直葬」などが増え、納骨堂や樹木葬や散骨などを希望する方が多くなっています。
しかし、まだまだ世間体を気にして『お墓を建てなきゃ…お墓に納骨しないと…』と考える方は多いようです。
正確なデータはありませんが、実際に自分の死後の願いが希望通りになった方はどれだけいるのでしょうか?
憶測ですが、ほとんどいないと思われます。
では、なぜ死後の願いや希望は叶わないのでしょうか?
それは身近な身内が原因なのではないでしょうか…
願いや希望が叶わない理由は身内の反対
葬儀のトラブルは身内から
葬儀のトラブルは、住職や葬儀社だけではありません。寧ろ身内が厄介なのです。
故人が葬儀もしない直葬を望んでいたとします。
しかし、必ずと言っていいほど反対する身内が出てくるのです。
地方に行けば行くほど、高齢になればなるほど、葬儀などについての考え方が現在のライフスタイルにあってないと言えるのかもしれません。
人は死んだら身内や関係者を集めて葬式をおこない、火葬後は先祖代々のお墓に入りそのお墓は残された遺族が守っていく。
これが、今でも当たり前だと思われています。『しきたり』だと思い込んでいる人もいます。
そして一般的には、お墓は長男でないと基本的には継続することは出来ないと思われています。
そんな古くからのお墓事情を守っているのが、頑固な高齢者や地方という閉鎖された空間なのだと言われています。
次男で結婚していたり、長女次女で嫁いだ場合には先祖代々のお墓に入ることが出来ない「雰囲気」になっています。
問題は、この「決まりのようなルール」です。
昔からの風習を大事に拝みながら、時代の流れに対応できない人々が、葬儀の簡素化やお墓以外の納骨を拒んでいます。
地方では檀家になっていることがいまだに多く、お墓を持たない考えは今の若者を中心に増えていくと考えられます。
一般的な葬儀のながれなど本来ありません。地域によっては通夜振る舞いをしない地域もあります。
『葬儀をするか?しないか?』も、本来は自由に決めてよいのです。
しかし問題があります、それはやはり「身内」です。
故人が葬儀の簡素化を望んだ場合、反対するのは決まって「身内」です。
離れて暮らしていて、故人の死に対する考えを知らない身内や、遠い親戚が決まって反対をしてきます。
いわゆる、一般的な葬儀が当たり前と考えている人が語る言葉は
「周りの目が気になる。」「葬儀費用が用意できないのか?」「罰当たりな。」 |
こんな感じではないでしょうか。
死後の願いを叶えるには?
生前に伝えておく事こそが重要
死に付いての話は、なぜかタブーとされています。
「縁起でもない」「長生きしてもらわないと」「そんな先の事…」 |
と、どうしても話したり聞こうとしないのです。
しかしです、話しておかないと自分の死後の願いは叶いません。
家族や身内が知らないのですから。
一般的な普通の葬儀をして、火葬され墓に納められる。
これが現実なのです。
では普段から「葬式はしなくて良い。墓や戒名もいらない。」と家族や身内と話していればどうでしょうか。
自分が死んだあと「葬式はしないで欲しいと望んでいたし…」と故人の願いが叶う確率が充分に上がります。
そうすると親戚などの身内にも説明しやすいのです。
故人の希望により直葬を行うため、参列はご遠慮いただきたい旨が伝えやすくなるます。
それでも意見や文句を言ってくる身内などがいれば、それはもうほっといて良いでしょう。
故人の思いを尊重することが出来ない、自分の意見を押し付けてくる葬儀の自己満足者でしかないのです。
反対するその張本人が亡くなった時には、一般的な葬式や盛大に葬儀と執り行えば良いのですから。
とにかく、自分の死後に対する願いがあるのならば、その事をタブーとせずに先ずは家族や身内と話し合うことが重要なのです。
まとめ
今は終活ブームらしく「エンディングノートを書きましょう。」とよく耳にします。
このサイトではエンディングノートに付いても触れていますが、死後の希望などを書いてもほぼ叶うことはありません。
身内の死後にエンディングノート読んでいるヒマはないのですから。
エンディングノートの存在すらわからない事もあります。
仕事を休んだりしないと間に合わない程、葬式などの段取りで忙しくなります。
いわゆる一般的な葬儀の流れに入るからです。
それを望んでいないのであれば、やはり生前から話しておく必要があります。
普段から頻繁に「葬式はいらない。」「墓に入りたくない。」「海に散骨してくれ。」など、なかなか話せないし話さないと思います。
何かのきっかけで良いのです。
テレビで有名人が亡くなり、告別式などの映像を見た時でも良いです。
近所の方や職場関係者などの、訃報を聞いた時でも良いのです。
現実にはその願いは叶わないかもしれませんが、何か身近に死を感じ取った時に家族や身内と話せば良いと思います。
自分の死後の願いを…
皆さんは自分の死後の願いを持っていますか?
その願いを身内にちゃんと話していますか?
そして、その話をタブーにしていませんか?
縁起でもないと思わず、先ずは考えることから始めてみませんか?
皆さんは自分が死んだ後のことを考えたことはありますか?
散骨を依頼される方の多くは『故人が散骨を望んでいたから。』と言われます。
自分の死後に望みがあるのなら、前向きに家族と話すことが重要なのです。
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