お墓は必要なのか?
お墓って本当に必要なの??
「お墓、本当に必要?」あなたは今、そんな疑問を抱えていませんか?
最近よく耳にする「墓じまい」という言葉、これはお墓を持つことへの考え方が大きく変わりつつある現代を象徴しています。
都市部でも地方でも、「お墓を閉める」「お墓を持たない」という選択をする人が増え、この動きはますます活発になっているんです。
では、なぜこれほどまでに「お墓はいらない」と考える人が増えているのでしょうか?
今回は、お墓を取り巻く現代の事情と、その背景にあるさまざまな要因について一緒に考えていきましょう。
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1.お墓参りは時間がかかる?
お墓参りが困難に・・・
お墓参りにかかる時間は、訪れるお墓の場所や交通手段によって異なります。
家のすぐ近くにお墓があった昔の時代と違い、今は「お墓が遠い地方にある。」という人が増えています。
お墓と家が近い場合には、往復2時間程度でお墓参りができます。
しかし、都市部に住んでいる人で地方にお墓がある方はそうはいきません。
都市部で仕事をしている人は、新幹線や飛行機に乗り、レンタカーを借りて渋滞にハマったりとにお墓参りするだけでも時間と労力を費やするのです。
地方は仕事が減っていると言われ、都市部に生活拠点を移した結果、「お墓に行くだけで、1日かかってしまう...」という人が激増したと言われています。
1日かけて飛行機に乗って...ホテルに泊まり...となってしまうと、もはや「旅行」ではないでしょうか?
墓じまいが増えている原因には、このようなお墓までの距離などが大きく原因しています。
お墓を継がせても「管理できる人がいない...」これが、現代社会の悩みとなっているのです。
2.墓じまいとは?
なぜお墓を閉めるのか??
お墓を閉める原因は、祭祀承継者の「負担」やお墓までの「距離」と言われています。
お墓の場所が遠ければ遠いほど、お墓との縁は薄くなってしまいますし、お墓の距離が遠いほど、お墓に行く回数が減る傾向にあります。
これは、どうしようもありません...
テクノロジーの変化により、お墓を持つメリットを感じない人が増えていることも、お墓離れの大きな原因になっています。
これだけスマホが普及した時代に、地方のゆかりの薄い土地に、お墓を掃除しに行く事に意義を見出せない人が増えているのではないでしょうか?
これだけ合理的に物事が調べられる時代に、お墓に対する価値観も変化しているのです。
そしてお墓を閉める「墓じまい」の理由は、他にも様々な要因があります。
■ 子孫がいない
墓を引き継ぐ子孫がいない場合、墓石やお墓を手放すことを選ぶ人が多いです。
■ 経済的な理由
お墓を維持するための費用がかかるため、経済的な理由から墓じまいをする人がいます。
信仰の変化:宗教や信仰が変化したことが理由で、お墓を手放すことを選ぶ人もいます。
■ 遠方に住んでいる
遠方に住んでいるため、お墓を維持することが難しい人がいます。
■ 墓地が使いにくい
車で行けないような山中に墓地がある場合は、アクセスの不便さにより墓じまいの原因になります。
お墓は故人や遺族にとって、大切な思い出や縁をつなぐものでもありますので、墓じまいをする場合は、慎重に考えることが大切です。
また、墓じまいをする際には、法律やマナーを守り、丁寧な手続きを進めるためにも管理者との話し合いも重要になります。
3.お墓じまいのトラブルとは?
トラブルもしばしば
お墓を閉める時は、家族の了承だけでなく、親戚の了承を取っておく必要があります。
トラブルの理由は、家族よりも親族の方が多い事がしばしばあるようです。
特に地方の地域に住んでいる人と、都市部に住んでいる人では、お墓に対する考え方が異なる事があります。
墓じまいにおけるトラブルの例としては、以下のようなものがあります。
■ 手続きが不十分
墓じまいの手続きが不十分であったため、後々まで問題が残ったケースがあります。手続きは正確かつ完了するように注意する必要があります。
■ 遺族間のトラブル
遺族の間で墓じまいについて意見が分かれ、トラブルになる場合があります。
墓じまいをする前に、遺族間で相談し合意を得ることが望ましいです。電話で話すよりも、直接に会って話し合うと良いようです。
■ 墓じまい費用の問題
お墓の解体や撤去、土地の返還など、墓じまいには費用がかかります。
費用負担が不十分であった場合、トラブルになることがあります。
墓じまいは大切な手続きであり、トラブルが生じないよう慎重に計画し専門家のアドバイスを受けることが重要です。
また、地域の法律やマナーにも注意し、丁寧な手続きを行うことが望まれます。
お墓を考え直す時代へ?
お墓は負の遺産なのか・・・
お墓の歴史を紐解くと、かつては住民の戸籍管理という行政的な役割も担っていました。
それが慣習として現代まで続いてきましたが、ライフスタイルが大きく変化した今、そのあり方を見直す時期に来ていると言えるでしょう。
例えば、遠方にお墓があるために、お墓参りのたびに片道何時間もかけて移動し、交通費や宿泊費といった経済的な負担だけでなく、心身の大きなストレスを感じている方は少なくありません。
「年に一度のお墓参りのために、貴重な休日を丸一日費やしてしまう…」といった悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。
しかし、だからといって安易に「墓じまい」を進めてしまうのは、思わぬトラブルの元になりかねません。
特に、ご家族や親族の皆様の理解と同意を得ずに話を進めてしまうと、後々の関係に大きな溝を生んでしまう可能性もあります。
お墓に対する考え方は人それぞれであり、地域性も影響するため、じっくりと話し合い全員が納得できる形で進めることが何よりも大切です。
「墓じまい」を検討する際は、ご自身の状況だけでなく、ご家族や親族の気持ちにも十分に配慮し、慎重に行動することをおすすめします。
決して一人で抱え込まず、必要であれば専門家の意見も聞きながら、後悔のない選択をしてください。
オフィス一凛では、墓じまいに特化した行政書士が顧問を務めておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせくださいませ。
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