お墓を維持できない
お墓を維持できない
「墓じまい」という言葉を最近、多くの場所で聞くようになりました。
散骨の仕事をしていると、「終活」をするので、お墓について真剣に考えるようになった。という声をよくいただきます。
多くの方、ご家庭で、お墓などを、維持していくことが困難になってきているようです・・・
跡取りがなくお墓を引き継ぐ人がいない・・・・
自分が亡くなった後にお墓がどうなっていくのか...
について不安を抱えている方も多いようです
『無縁墓にならないように・・・』 |
この記事を読んでいる方の中には、自分が生きている間に「墓じまい」をしようと考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、お墓から引き取った「先祖のご遺骨」をどうしたらよいのか?
わからなくて困っている・・・
というのが、現実問題としてあるかと思います。
子供がいても、地方を離れてしまっている。
子供は地元には『あまり帰ってこない・・・』
そもそも、子供とは「あまり会話がない・・・」
というご家庭も多いのではないでしょうか?
IT化が進み、商店街で買い物をする人が減った現代。昔とは違い、地方にはあまり良い仕事がありません。
仕事があるのは、地方の公務員くらいです。
東京とは、20年以上も連続して転入者が増えているようです。地方と、都市部の人口の差は広がっていくばかりです。
「ポツンと一軒家」という番組がありますが、昔だったら番組にすらならなかったはずです。
今は、仕事のない地方では生きていけない時代になっています。
そもそもお墓がない...
遺骨を入れるお墓が「まだない!」という場合も問題があります。
新たにお墓を買うのには、多くのお金が必要になります...
昔ながらの葬送に関する考え方と、現実の狭間で悩まれている...と言う方は増えているように感じます。
結論を言うと、「長男」や「長女」だからお墓を継ぐのは当たり前...
と言う考えが間違いであり、今の時代にあっていないのです
『お墓を守らなくてはいけない…』
お墓がないので
『新しくお墓を建てなければ…』
このような考え方は、今の時代では「間違った常識」になりつつあります。
時代が変われば、必ず考え方、常識も変わります。
お墓に対しても、考え方を変える時代が来たのではないでしょうか?
従来どおり、遺骨は「子々孫々まで受け継がれていくお墓に納める」べきだという考え方は、間違ってはいません。
しかし一方で現実には、お墓という存在が重荷となっている場合が多く、子供や孫にまで「金銭的や精神的な迷惑」をかけたくないという考え方もあるのです。
葬送や供養のやり方については、残された家族の考え方を尊重すべきです。
親の考え方や従来の風習よりも、今の時代に合っているのか?合理的に考える事がとても大事になります。
「墓じまいをするなんて…ご先祖様に申し訳ない…」 |
無縁墓になって合祀される方がよっぽど申し訳ないと思うのは私だけでしょうか…?
時代は変わり変化しています。
人の考えも変化し多様化していっています。
「先祖代々のお墓を継ぐのは難しい…」「子や孫にまでこの負担を…」 |
そう考えるとお墓はいらないと思う方がいても、何ら不思議ではないのです。
お墓を継続するのではなく、終わらせる選択肢を選んでみては如何でしょうか?
今後20年で、寺院の三分の一は破産や倒産でなくなってしまう可能性がある・・・
という衝撃的な事実をご存じでしょうか?
潰れる可能性があるのは、寺院だけではありません。
いわゆる「宗教法人から名義貸し」で墓地等を管理運営している企業も、倒産のリスクがあります。
今や葬儀社でも格安なプランが多く価格競争になっています。
檀家離れが加速すると、大きな社会問題となるのです。
『墓地が売れない・・・』
『お布施が集まらない・・・』
要するに儲けがないと、破産や倒産してしまう当たり前のことなのです。
そこまでリスクを背負ってお墓を継続していく意味!
そろそろ真剣に考える時ではないでしょうか。
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