遺骨が有害だって本当?
三価クロムと六価クロムとは?
遺骨に含まれるクロムという物質を聞いたことがあるでしょうか?
「クロム(元素記号Cr)」聞きなれない言葉だと思います。
クロムという物質は土の中に、クロム単体として存在しています。
クロムメッキとしての用途があり、ほとんど錆を生じないという特性があります。そのため、流し台、包丁などの台所用品まで幅広い用途があります。
そんなクロムですが、人体にも存在します。
人体にあるクロムは「三価クロム」と言い、人体を構成する必須元素の一つです。
人間の体内には三価クロムが「約2mg」ほど存在しています。
一方「六価(ろっか)クロム」は、極めて高い毒性を持っています。
六価クロムは非常に強い「酸化能力」を持つ不安定な物質です。
高発がん性物質で致死量は0.5g~1gと人体だけでなく、環境にとっても非常に有害な物質なのです
通常では自然界に存在しないものです。
散骨をする場合、有害な六価クロムが遺骨に含まれているので『中和しないといけない。』と言われています。
しかし、正確には…
含まれていることもある!!! |
と言う表現が正しいと言えます。
安易に「六価クロムの処理が必要だ!」と追加料金を請求してくる散骨業者のウワサも聞きますので注意しないといけません。
六価クロムの処理には薬品を使用しますので、その乾燥費なども発生してきます。
くれぐれも、そんな業者には騙されないでください。
六価クロム処理の必要性とは?
『六価クロムの処理に数万円…』『そして乾燥させるのにまた数万円…』 |
実際には検査をしていないかもしれません。
遺骨を預けてしまった以上は業者を信じるしかないのです。
立ち合いが出来ない散骨業者には、注意が必要なのかもしれません。
もちろんですが、オフィス一凛では六価クロム基準測定や処理は基本料金に含まれています。
追加料金は、頂いておりません。
ご安心ください。基本費用に全て含まれております。 |
六価クロムは、なぜ遺骨に含まれてしまうのでしょうか?
それは火葬をするときに、含まれてしまうと言われています。
火葬をする場合、ステンレスの台を棺桶を置きます。
火葬は900度から1,200度程度に温度の設定がされおり、ダイオキシンなどの有害物質を発生させないために最低温度が800度を下回らないよう規定が定められている自治体も多いようです。
そんなステンレスが高温になる事で、六角クロムが発生し遺骨に付着してしまうようです。
火葬場の骨灰を調査したところ、高濃度の六価クロムが検出され基準の1,200倍という骨灰もあったそうです。
そして六価クロムは、水に溶けやすい性質です。
人の体に触れると、皮膚の炎症や癌の原因になると言われています。
私ども一凛では、お預かりしたご遺骨の六価クロム基準値の検査をして粉骨作業に入ります。
当社で定めた基準値を超えている場合、中和した後に海洋散骨を行っております。
もちろん粉骨のご依頼だけの場合であっても、しっかりと六価クロムの検査をおこない基準値以下になるよう中和作業に徹底しています。
一般の方が六価クロムに触れることや、自宅保管してある骨壺から気化した六価クロムが漏れ出すなどといった事はないのでご安心ください。
しかし、濡れた手でご遺骨を触ったり、ご遺骨を口に含むなどの行為は避けた方が良いです。
海上にて袋から出したご遺骨を散骨する際には、風が強う時などは粉末状になったご遺骨を吸い込んでしまいやすいので、無害化されていないパウダー状のご散骨を吸い込まないように十分な注意が必要かと思われます。
また、専門業者に頼らず『ご家族の手で粉骨から散骨までを…』と、ご考えの方もいらっしゃるかと思います。
その場合、遺骨の扱いには十分に注意をして下さい。
六価クロムの数値は検査しないとわかりません。
「直ちに人体に影響は…」とは言いませんが、まずは専門の散骨業者にご相談下さい。
六価クロムの検査や処理だけでも、低価格でやってくれる散骨専門業者は数件あります。
この依頼を断る業者は、クロム処理をやっていない事が多いようです。
また、低価格での散骨を受けている業者は初めから六価クロムの検査はしていない事も…
散骨は自然に還るセレモニーです。
なるべくなら自然に優しい散骨を心掛けて頂ければと思います。
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