海洋散骨のデメリットとは?
まわりの理解が...
散骨の歴史は意外と長く、日本では平安時代から存在しています。そんな歴史が長い「散骨」。
お墓を持たなくて済む事で、近年人気が出てきているようです。
しかし、そんな散骨にもデメリットが存在します。
お参りする方法がわからない…身内の同意を取りにくい…
これは散骨のデメリットとしてよく耳にします。
とくに「家族や親戚が反対している...」との意見が多いようです。
確かに散骨してしまうと「お墓」などの形がありません。
すると、「お盆」や「お彼岸」に何処にお参りして良いのか悩みます。
ですが宗教的な縛りがなくなりますし、お墓などの管理などもいりません。
メリットもありますが、デメリットもあるのが散骨なのです。
良く話し合わないと、身内の理解も得られないでしょう。
しかし最近では、お墓に対する意識の変化や核家族化などの影響か散骨に対する理解も上がってきているようです。
日本人は世界的に見ても遺骨に対する執着心は強いですし、昔からの習わしやしきたりを重んじる方々が多い事ことも事実です。
しかしお墓文化は、習わしやしきたりとは違い高額宗教ビジネスに成り果ててしまった現在…
『お墓は本当に必要なのか?』
いま一度、考え直してみる時ではないのでしょうか?
戒名に何十万円から何百万円…
戒名のランクによって、お布施の金額が変わってきます。
その違いは何なのでしょうか?
説明できる方がいたら、是非とも教えて下さい。
ご先祖さまとは?
「散骨してしまうと全てがなくなってしまう!」
その為、散骨してしまうと「ご先祖様に申し訳ない。」と考える方もいますので、よく話し合って理解し合わないと身内でのトラブルの原因になってしまいます。
故人はそんなトラブルを望んではいないはずです。
「死んだ後の話など縁起でもない!!!」 |
とは考えずに一度、葬儀や散骨を含めた葬送について家族で話し合ってみるのも良いと思いますよ。
ここでよく考えて欲しい事は
「先祖に申し訳ない…」 |
と言うキーワードです。
まずご先祖様とは、どれほど前の先祖を指すのでしょうか?
戦前?戦後?江戸?
せいぜい100年ぐらいではないでしょうか?
それ以前の墓や遺骨がある家系の方は少ないと思います。
祖父母 曾祖父母 の墓や遺骨の確認をできるのが一般的には限界だと思われます。
「それより昔のご先祖様は…?」
お墓の歴史などそれぐらいの価値しかないのです。
物や形を残すより、故人や先祖を想う気持ちが大切なのではないでしょうか。
お墓や遺骨にこだわらずに、故人や先祖を敬う気持ちこそが大事なのです。
『お墓や戒名が大事だ!』
と言う『高額宗教ビジネス』に惑わされてはいけません!!!!!
本来の仏教の教えには、戒名などないとされています。
そんな現代の葬式仏教徒の日本人に、戒名やお墓は必要なのでしょうか?
後世にとってお墓は、負の遺産になるかもしれません…
デメリットもありますが、メリットも多いのが散骨なのです。
お墓がないと墓参りができないというデメリットが良く言われますが、全てを散骨しないで一部残し自宅供養するなど供養方法は様々なのです。
お墓を継続したり新しく建てても、メリットデメリットはあります。
供養の在り方が自由に選択出来るようになってきた現在、あなたならどの様な供養を希望しますか。
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