散骨業者の種類について
散骨業者の種類とは?
インターネットで「海洋散骨」「散骨」と検索すると、たくさんの散骨業者のホームページを見つけることが出来ます。
中には、ちょっと....いや、すごく怪しい業者も多く存在しています。
新たに「散骨業」を始め、多額の広告費を使いそして消えていく…
残念ですがそんな業者を多く見てきました。
そんな「散骨業者」ですが、会社によってどんな違いがあるのでしょうか?
どこが違うのでしょうか?
皆さんは、違いが分かりますか??
散骨をしている業者は3種類に分かれます!
散骨をしている業者を分類すると
1・専門知識のある「専門業者」 2・依頼を受ける「中間業者」 3・事務所も作業場もない業者 |
と別れています。
それでは解説したいと思います。
ホームページの特徴を見ればすぐにわかります。
正しい散骨業者を選ぶ為にも、ぜひ最後まで読んで頂ければと思います。
~目次~ |
1.散骨の専門業者とは?
依頼をしても大丈夫?
散骨に関する「専門的な知識」を持っており、法律違反することもなく安心して任せることの出来る業者です。
特徴としては、実際に「店舗や作業場がある」ということです。
遺骨を細かく砕く「粉骨(ふんこつ)」から、海に遺骨をまく「散骨(さんこつ)」までの全てを行ってくれます。
遺骨をパウダー状にする「粉骨」から、法的知識まで全てにおいて経験があり「仏壇」や「位牌」の処分から墓じまいの方法まで、幅広く相談にも乗ってくれます。
ホームページは良く更新してあり、散骨風景の写真なども多く使われています。
実際に散骨業をやっていることが、ホームページから見てわかるようになっているのが特徴です。
SNSなどに海洋散骨に関する情報や、活動などを配信していることも多いです。
自社船や個人で船を所有していることが多いので、安心して相談や依頼ができるのではないでしょうか。
遺骨も引き取りに来てくれたりと、専門業者ならではの対応が出来ているようです。
大手散骨業者などでは、フランチャイズ化し全国展開をしているところもあります。
2.散骨中間業者とは?
価格が高くなる
葬儀社や石材店が募集している散骨の多くがこの中間業者です。
実際には散骨に関する業務をすることはなく、葬儀の際や墓じまいなどの時に散骨の依頼があれば受け付けるといったタイプです。
散骨の相談があればその依頼を受け、散骨専門業者に受注をします。
散骨専門業者と提携していることが多いので、特に問題になることはないと思いますが、どうしても専門業者より価格が高くなってしまいます。
やはり慈善事業ではないので利益を出すためには、仕方のないことなのでしょう。
ホームページは葬儀や石材などがメインで、その端などに散骨のページがあることが多いです。
海洋散骨の紹介をトップページに記載しているところもあるので、それだけ需要が高まっているのでしょう。
しかし、どこか事務的な対応で質問などにも即答できないなど、課題は少なからずあるようです。
3.副業散骨業者とは?
頼まない方が安全?
実態に疑問が多い散骨業者です。
上記の葬儀社や石材店とは違い、全く業界とは関係のない散骨業者です。
本業などは別にあり、副業として依頼があれば対応している事が殆どでしょう。
遺品整理業者や便利屋、中古車販売店や建築業者などがやっている事もあるようですが、散骨専門業者との提携には不明な業者が多いようです。
特徴としては、まず散骨専門の店舗を持っておらず委託による散骨がメインの業者が多いようです。
ホームページなどは立派に作られていることが多いですが、実際に粉骨や散骨をしていることが覗えない作りになっています。
経験や実例がないので、キレイな海や花束などの画像だけが使われているホームページが多いです。
調べ方はホームページに記載されている住所を調べるとわかります。
グーグルマップなどで、住所の画像を見ることが出来ますので検索してみてください。
店舗ではなく一軒家やマンションアパートだと高確率で副業散骨業者です。
なかには詐欺事件と同じ住所の業者もありました。
店舗があるように装って、実際にはレンタルオフィスであったりと巧妙に誤魔化されています。
立ち合いが出来なかったり、郵送だけの受付など対面できない事も多いようです。
知識や経験があるのかは疑問に思いますが、今いちばん増えているのがこの副業散骨業者ではないでしょうか。
まとめ
墓離れ檀家離れが進む現代、海洋散骨の需要は確実に増えています。
景気の悪さやお墓に入ることが当たり前ではないと、気づき始めた方が多くなって来たからではないでしょうか。
その為、色々な散骨業者も増えています。
しかし『簡単に儲かるだろう。』と思って始めた会社から撤退しています。
散骨についての知識もなく、とにかくお金だけ儲けようとしている会社ほどすぐに撤退している傾向にあるようです。
散骨を依頼する際は、まずその業者の実態を調べてみると良いでしょう。
そして散骨専門業者に依頼することをおススメします。
元請け型散骨業者や副業系散骨業者がダメだとは言いませんが、やはり安心して依頼できるかどうかには多少の不安が残ります。
どうしても専門業者と比べると知識や経験が乏しいからです。
某オークションサイトで一般の方であろう人が、散骨依頼を受け付ける出品をしていました。
寺か神社でお参りした後に、近くの海か川に散骨するそうです。
そんな散骨をしていたら下手したら捕まります。事件扱いされてもおかしくないです。
他にも独自に別のホームページで散骨の口コミサイトを作り、自社の口コミだけを高評価している散骨業者の存在します。
そこまでして散骨の依頼が欲しいのでしょうか…
このように怪しい個人や散骨業者の存在は否定できません。
どの業界でも、需要が増えビジネス的に儲かると思えば変な輩は必ず湧いてきます。
『年間1000件以上の散骨実績!』
『毎月多くの口コミを頂いております!』
このような散骨業者では、どのような設備でやっているのか、ぜひ見学させて頂きたいものです。
ホームページの情報だけに惑わされず、もう一歩踏み込んだ検索でその散骨業者の実態を調べて貰えればと思います。
間違った依頼をしない為にも、まずは自分自身でよく業者を調べてみる。
これって重要な事だと思いませんか?
そして遺骨を預ける前には、必ず見積書を取りましょう。
遺骨を預けた後に、ホームページ記載料金の3倍を請求されたとの事例もあります。
海洋散骨は心に残るセレモニーであって、絶対に失敗できなのです。
くれぐれも悪徳散骨業者に引っかからないで下さい。
まずは安心できる散骨業者を知らべてみては如何でしょうか?
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