墓地の種類!知っていますか?
墓地の種類とは?
お墓参りに行った時、皆さんの墓地の管理者は誰ですか?
そんな事を、気にした事があるでしょうか?
実は墓地がある場所には必ず、管理者いる事をご存じでしょうか?
管理をしている会社、任されている組織があるのです。
管理者がいると言う事は、営利目的で運営されています。
ボランティアでお墓を管理する人は、いないのではないでしょうか…
管理者はお墓によって違いがありますが、その違いとは何でしょうか…
2.寺院墓地とは?
寺院墓地とは、「お寺」が管理している墓地になります。
お寺が、お墓を直接管理をしています。
管理の費用は、『年間で5000〜2万円前後』場所によって値段の違いがあるようです。
寺院墓地は、一般的な「寺院」「お寺」の敷地内にあるお墓の事で、全国のいろんな場所にあります。
寺院墓地を経営しているのは、主に「宗教法人」で管理者は住職になります。
寺院墓地は「檀家」にならなければ利用できない事が多く、以前から「お布施や寄付金」などの金銭的トラブルが多発しています。
最近では、地方を中心に檀家離れが進み、定期的な収益が減っていき運営が困難になっているケースが増えているようです。
また、離檀するときに「多額の離壇料を請求された」などの報告もあります。
墓じまいや離檀をする場合、事前によく話し合うことが必要です。
寺院墓地のメリットは、墓地全体の掃除などには手が行き届いているため、比較的キレイな印象があります。
3.民営墓地とは?
民営の墓地は、名前に特徴があります。
「○○霊園」や「○○メモリアルパーク」などの名前がついていたら、民営の墓地だと思ってください。
経営の主体は「公益法人」や「宗教法人」で管理者は、民間企業が多くを占めています。
民間企業や個人では墓地等を運営することは法律で出来ません。
その為、宗教法人の名義で墓地等の許可を取得して民間企業が運営していることが多いです。
いわゆる名義貸しです。
民間企業ですので、倒産や破綻のリスクもあります。
実際に、納骨堂が破綻し一方的に遺骨の受け取りを申し付けられたり、お寺が売買されお墓の位置を勝手に変えられたりと、トラブルも起きています。
その為、民間企業が反社会的勢力であった場合もありますし、実際に管理会社が変わってしまった事例なども珍しい事ではないのです。
しかし、倒産や破産したとしても、お墓や遺骨が野ざらしに合うことはありませんので御心配なく!
4.公営墓地とは?
自治体が管理運営している墓地になります。
公営墓地の墓地管理者は自治体の職員です。
経営主体は自治体で、公営墓地の墓地管理者は自治体の職員などが行っています。
公営墓地は人気が高く抽選になることも多いです。
寺院やお寺が管理していませんし民間企業の携わっていない為、多額のお布施や倒産や破産の心配がありません。
しかし人気の青山霊園などでは墓地使用料が、墓石代金とは別に一千万を超える場所もあるなど、冗談抜きに家が買えるレベルの公営墓地もあります。
5.みなし墓地とは?
個人が管理しているお墓で、昭和23年に施行された墓地埋葬法以前からあるお墓のことを言います。
地方などで林道脇や田んぼの真ん中などにあることが多く、新たにみなし墓地を個人で建てることは現在の法律ではまず許可が下りません。
管理者の特定が難しい改葬などの時は、自治体の窓口にて墓地台帳を基に調べる必要があります。
そのまま放置され荒れたお墓も少なくはないようです。
管理者はなにをするのか?資格は?
管理者の業務内容は墓地の案内や新たにお墓を建てたり、改葬時などの必要書類の手続きや管理などで主に事務的な内容になります。
その他にも、お墓周辺の整備や清掃の管理など多岐を通してます。
墓地の管理者になるには、特定の資格などになるには必要ありませんが、お墓に関する民間資格はありますので持っていればお墓購入者などに対して信頼感は得られるでしょう。
まとめ
墓地の種類は主に4種類になります。
そして管理者がいるからこそ、お墓を建てたり改葬の時などスムーズに行うことが出来ます。
墓地を運営するには自治体の許可が必要になります。
また運営するにあたり「営利を目的としない団体の運用」が基本です。
なので、団体ではない個人が霊園などを運営することは事実上不可能なのです。
しかし営利を目的としない団体の運用とは多少疑問が残ります。
民間業者が介入している墓地などであれば営利があって当然だと思うのが正直なところです。
指定業者しか墓石の販売や改葬が出来ないとか…
知らない方が良い大人の事情なのでしょうか…
あまり探らない方が良さそうですね …
裏話を知っていますが…
皆様のご想像通りの大人の事情だと思ってください…
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