一般的なお墓に対する先入観
人は亡くなると火葬場されお墓に入る。
これって本当に常識なのでしょうか?
一度でも、きちんとお墓の歴史を調べた事がありますか?
今回は今の時代…いや、これからの時代にお墓という制度がちょっと非効率すぎるという事について知っていただければと思います。
否定はしませんが『時代と合わないのでは?』というお話です。
~目次~ 5.【まとめ】 |
一般的なお墓の先入観はなくならない
海洋散骨や「散骨」は、知名度が低いことは確かです。
一般的に考えられている
「人は死んだらお墓に入る」 |
墓じまいが増えている現代でも「お墓がなければいけない。」という固定概念がまだまだあるようです。
しかし徐々にではありますが、散骨を希望する方が増えてきていると感じています。
お墓以外の考え方とは?
「納骨堂」「樹木葬」という言葉をご存知でしょうか?
駅の看板や電車の中刷りなどでも募集広告をチラホラ目にします。
ですが海洋散骨の募集広告などを、街中で見かけることはありますか?
中々ないと思います。
やはり、まだまだ葬送として全ての人に受け入れられていない事や、法律上グレーなイメージが先行している事が原因のひとつなのでしょう。
そのため、海洋散骨や散骨自体の葬送を知らない方はまだまだ多いのです。
しかしインターネットで【海洋散骨】と検索すると数多くの専門業者がヒットします。
怪しい業者もありますが…
店舗がない…事務所がない…実績も経験もない…
ホームページだけは立派で、レンタルオフィスや自宅の一室などの散骨業者には注意が必要かもしれません。
怪しい闇散骨業者も含め、その数は年々増えています。
それだけ需要があるのではないでしょうか。
海洋散骨の知名度はまだまだ低いですが、希望する方や興味がある方が増えていることも事実なのです。
お墓以外を否定する人々
海洋散骨を否定する人や、あまり良く思っていない方もいます。
それはそれで良いと思います。
供養に関する考え方は人それぞれなので。
しかし、なかには…
「人はお墓に入るべきだ。」「先祖に申し訳ないと思わないのか?」「後々、後悔するぞ。」 |
などのお墓に関する価値観の強要は、これまた違った話になってしまいます。
単なる個人的価値観の理想的な葬送の押し売りに過ぎません。
人は死んだら一般的なお墓に入るのが当たり前だとの先入観から、他の葬送に拒否反応を起こしているだけではないでしょうか。
:みんなお墓に入るのが当たり前!:先祖代々のお墓を守るのが当たり前!:お墓があるからこそ供養できるのが当たり前! |
この考えが植え付けられているので、一般的なお墓以外の葬送の考えが出来ないのです。
まさに右に倣えです。
自分の思想や考えではなく、周りと同じで安心しているに過ぎません。
因みに先祖が大事なのはわかります。
では何代前の先祖の遺骨がありますか?
墓とはそれぐらいの歴史でしかないのです。
そもそもお墓がない...
遺骨が入るべきお墓が「まだない!」という場合も問題があります。
新たにお墓などを買うのは金額がかなりかかります。
このような方々は、従来の葬送に関する考え方と現実の狭間で悩まれているといっても良いのではないでしょうか。
まず長男や長女だから祭祀承継者で、お墓を継ぐのは当たり前との考えが間違いなのです。
そのプレッシャーから
『お墓を守らなくてはいけない…』
次男や次女であれば
『新しくお墓を建てなければ…』
これは間違った認識なのです。
従来どおり、遺骨は子々孫々まで受け継がれていくお墓に納めるべきだという考え方は間違ってはいません。
しかし一方で、現実にはそのお墓という存在が重荷となって子々孫々まで金銭的や精神的な迷惑や負担をかけたくないという考え方もあるのです。
そう考えると、葬送や供養のやり方については個人や家族の考え方をより尊重できるようになっていく事がこれからは望ましいような気がします。
まとめ
海洋散骨の知名度はまだまだ低いです。
しかし従来の一般的なお墓の概念が少しずつ崩れているのもまた事実ではないでしょうか。
その為、ビル型納骨堂や樹木葬といった新たな遺骨の埋葬方法が増えています。
海洋散骨も新しい葬送として少しずつ受け入れられています。
その裏側には少子高齢化社会や経済格差などの影響も大きいのでしょう。
「お墓の面倒を見てくれる人がいない。」「新たにお墓を購入できない。」「子供たちにお墓の負担を掛けたくない。」 |
などお墓に対する問題は多いです。
そのため新たな葬送の形や弔い方を選ぶ方が増えていてもおかしくはないはずです。
『人は死んだらお墓に入る』
これが当たり前ではないことに気づいていますか?
もし、少しでも気付いたとしたなら皆さんは行動に移すことはできますか?
そう簡単には行動に移すことは出来ないでしょう。
ならばどうでしょうか。
まずはお墓に対することに付いて考えてみては如何でしょうか。
誰にでも訪れるお墓のことなのですから。
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