手元供養ってなんですか?
手元供養(てもとくよう)とはなんでしょうか?
手元供養、「自宅供養」という言葉をご存知でしょうか?
手元供養とは、遺骨を寺院やお墓などに納めず、自宅の家で遺骨を保管する事です。
自宅の「手に届く範囲」に遺骨を置き、供養することを言います。
・遺骨を自宅に置いておくのは良くない・・・ |
なんて、変な常識に縛られていませんか?
「お墓離れ」や「墓じまい」が進んでいる現在、遺骨を自宅に保管する方。お墓をやめて、少量の骨だけを「手元供養」で残す方が急増しているようです。
この背景には、何があるのでしょうか?
増える手元供養の種類
とにかく種類が多いが問題点も
手元供養には色々な種類があり、多くの会社で様々な形のものが販売されています。
中には、一般的なお墓より大きい墓石を販売しているところもあります。
インターネットや仏具店など多くの場所で購入することが可能です。
多くの需要があるようで、最新の骨壺はジルコニアやスワロフスキーの宝石でキラキラ輝いていたりします。
あまり知られていませんが、今時の手元供養事情は凄い進化しています。
ペンダントにする方法から、キューブ状のものに入れて鑑賞するタイプまで様々な商品が販売されています。
手元供養するには、遺骨をパウダー状にする事が多くあります。
遺骨を小さく砕くと、小さい容器などに入れやすくなります。
ペンダントなどに入れる場合、一般的には遺骨を小さく砕きます。
インターネットで検索すると様々な「手元供養品」を見れるので、ぜひ探してみてください。
自宅の居間で供養されていると、気になるのが「来客時」だそうです。
しかし、心配はいりません。
手元供養の商品には、遺骨が入っているとわからないものが多いです。
お洒落な品が多くあり、見た目が良いものも昔より増えています。
この手元供養は分骨してご家族全員で故人を偲ぶことが出来る反面、デメリットとしてその遺骨を最終的にどのように供養するかとの問題点も出てきます。
小さな骨壺などで手元供養する場合はまだ良いのですが、何らかの形で遺骨を加工供養した場合【人工ダイヤモンド等】はどうでしょうか?
今後、先祖代々手元で供養していけるのであれば問題ないのですが、それも中々難しいかもしれません。
故人の遺骨を加工した親族は良いかも知れませんが、その加工された遺骨を託される子や孫のことも考えなくてはなりません。
よく考えて遺骨は加工して下さい。 |
手元供養は、自己満足になりがちです。
最終的に『手元にある「遺骨」をどうするのか?』を考えておく必要があります。
あなたが死んでしまったら、残された手元の遺骨は誰かが継続していく必要があります。
遺骨を分ける注意点
最後を考えておこう
故人の遺骨を親族等で少量ずつ分けることを【分骨】と言います。
墓などに遺骨を納めずに、小さな骨壺などに分けてみんなで故人を偲ぶ供養方法のひとつです。
しかし、この【分骨】には問題点もあります。
『その分骨された遺骨は最終的にはどうするのか?』
と言う部分です。これが実は深刻な問題点なのです!
最近、増えている散骨の依頼や相談が遺品整理等で小瓶などに納められた少量の遺骨を「どうして良いのかわからない。」との問い合わせです。
故人の遺品整理をしていて出てきた少量の遺骨…その遺骨をどうしたらいいのか?分からない…という依頼をたくさん受けています。
『誰なのかわからない…』 『捨てるわけにもいかない…』 |
などの相談が増加しています!
故人と親しかった親族等で遺骨を分けた際にはその遺骨を「最終的にはどうするのか?」よく考えて分骨しないといけませんね!
また、分骨する際には『分骨証明書』を取っておくと良いでしょう。
本来は分骨に証明書は必要ないのですが、後々必要になることもありますので念のために発行し大切に保管しておきましょう。
分骨証明などが用意できない場合には、火葬許可書等のコピーがあるだけでも故人の特定が出来ます。
分骨の際には、しっかり準備しておきましょう。
まとめ
手元供養と言っても様々な方法があります。
骨壺にそのまま遺骨を入れて家で供養している方もいます。
ひと欠片の遺骨を残し、後は全て海に散骨された方もいます。
遺骨はお墓に納めないといけない法律はないですし、価値観の多様化から現在では遺骨の扱いに変化が表れているのは事実です。
子々孫々、先祖の遺骨を受け継いでいくのか、加工した遺骨を受け継いでいくのか…考え方は様々だと思います。
手元供養をお考えの方はそのことも踏まえて一度ご家族で検討してみては如何でしょうか。
※現在、海洋散骨業を含む葬儀関係者のなかで手元供養品を高額で売り付ける悪質な業者の噂を耳にします。
十分にご注意ください。
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