自然に還らない樹木葬
自然葬は自然に還らない?
私ごとですが、最近、名刺が切れてしまったので、新しく名刺を作りに行ってきました。
事務所の近くに、新しくハンコ屋さんがあったので、仕事の帰りに行ってみたのですが…
中に入ると、出迎えてくれたのが60代のハンコ屋さん。
旦那さんがハンコ屋をやり、奥さんが手伝いをしているようです。
立ち話をしていると…
「あなた終活やっている散骨屋さんなの?」 |
と興味を持っていただけました。
「そうですよ。」
と言うと、60過ぎの奥さんはハンコや名刺の話よりも、お墓についてあれこれと聞いてきました。
「実は先週、夫婦で近くの樹木葬を見に行ったのよ」と…
昔からあるお墓よりも、「樹木葬」に興味があるらしいです。
「樹木葬に実際に行ってみたら驚いたわ!」 「円柱の形をしたコンクリートのスペースに骨壷ごと入れるみたい!」 「これじゃあ、自然に還らないじゃない・・・」 |
さらに驚いたことに…
「樹木葬って70万もするらしいじゃない」 「石のプレートを並べるだけなのに、こんなにするの?」 「石ってそんなに高いの??」 |
との事です!!!
「樹木葬」「自然葬」という言葉が
実はイメージと違う
樹木葬というと、言葉ですが。響き的には、自然にかえりそうな、良いイメージがしませんか?
しかし…実態は、言葉とはほど遠く、全く違います。
名前とはほど遠く、お墓を小さくしただけで、自然に還らないものばかりです。
樹木葬と言いながら、石のプレートを作っている時点で、自然とはほど遠く、名前と実態があっていない...という状態です。
だからでしょうか、樹木葬を考えている方が、「やっぱり自然にかえる散骨がしたい…」
と言って、当社にいらっしゃいます。
海に散骨するのが、本当の「自然葬」では?
樹木葬や自然葬に、こんなイメージを持っている人が多いかもしれません。
自分は土に還り、そこには花が咲きほこり、小鳥がさえずる…すごく綺麗です。
では、イメージにひたれた所で、現実に行って見ましょう。
いかがでしょうか?これが実態です。
かなりの落差があるように感じます… 自然と言うより不自然さしか感じないのは私だけでしょうか?
樹木葬より「樹木墓」と表現した方が…とも思ってしまいます。
樹木葬にもタイプがある
大きく分けると2つだが
近年増えている樹木葬ですが『山里タイプ』と『都市型タイプ』とに別れています。
山里タイプは地方などの里山を利用し、自然な形で運営していることが多いです。
大きな木を墓標の代わりにして、その周辺に遺骨を埋葬したりしています。
これなら樹木葬としては良いのかもしれません。
しかし幾つかの問題点も指摘されています。
まず、交通アクセスが不便なところが多い事です。
地方の山里などで運営されているため、交通アクセスが良くない事もあり高齢者などが気軽に通えないなど問題視されることもあります。
その為、樹木葬の募集をしてはいるが思いのほか購入者が集まらず、経営難になっている霊園も少なくないようです。
今後は霊園や寺院は倒産や破綻していくとの、データが出ているのも納得できます。
では都市型タイプはどうでしょうか。
簡易的に作られたスペースの有効利用と言ってもおかしくない花壇のような都市型樹木葬が最近では増えています・・・
カラクリは、とっても簡単です。
お墓よりもスペースがいらない!
値段が少し安くなる
いわゆる一般的な墓のスペースにより多くの遺骨を納めることが出来るのです。
一般的な墓が100万円だったとしましょう!
その一般的な墓のスペースに骨壺を10個納められる樹木葬を新たに作ったとします。
30万円で樹木葬を募集して、完売したのであれば300万円になります。 |
さらに、年会費のようなモノも支払わなくてはなりません。
一般的な墓の年会費が1万円だとして樹木葬になれば10個分なので10万円になります。
これが樹木葬が増えている理由のヒトツでもあるのです。 簡単な算数でしかないのです。
樹木葬をすすめない業者の目的とは?
なかには樹木葬の見学に行ったのに、最終的には一般的な墓石のお墓を進められたなど。
これはもう、一発勝負でお墓の販売に切り替えた管理販売している石材店セールスマンの問題ですね。
ちなみに、ハンコ屋の旦那さんは「海釣りが好き」らしく、「樹木葬を見たけれど、あれでは…だったら海に散骨でいいかな。」 との事でした。
「海が見たい!」と思ったことはないですか?
マリンスポーツが好き、海が好き、釣りが好き、海を見ると何だか心が落ち着く… と言う方には「海洋散骨」もオススメです。
「泳げないけど…海は好き!」 そんな方も多いです。
やはり海には何か不思議な憧れのようなモノがあるのではないでしょうか!
自然に還る事のない土の中より、大海原の自然に還る… そんな考え方があっても良いのではないでしょうか?
もし「海洋散骨」をするなら「一凛」にご相談ください。
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葬送の考え方は自由です! 自分らしい葬送が出来ると良いですね。
関連記事:樹木葬も色々あるようですね
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